万世不滅の誤訳、「春眠暁を覚えず」
投稿者: eu_au 投稿日時: 2003/04/04 17:53 投稿番号: [937 / 6473]
孟浩然「春曉」
春眠不覺曉 春眠 曉を覺えず
處處聞啼鳥 處處 啼鳥を聞く
夜來風雨聲 夜來 風雨の聲
花落知多少 花落つること多少なるを知らんや
上は普通の翻訳(読み下し)です。
つまり、目が覚めていないのに、あっちこっちで鳥が鳴いているのが聞こえる、
ということになってしまいます。
んなアホな詩を孟浩然が書くはずもないです。
本当は、
春眠不覺曉 春眠覺(おも)わず曉になりぬ。
つまり、何時の間にか目が覚めていました。非常に目覚めが良い。
熟睡して愉快な気持ちで朝を迎えた。
といったような意味です。
中国では、基本的に上の私のような解釈が通っています。
日本の大文豪の井伏鱒二の翻訳は本意に近いと思います。
以下に引用しておきます。
ハルノネザメノウツツデ聞ケバ
トリノナクネデ目ガサメマシタ
ヨルノアラシニ雨マジリ
散ッタ木ノ花イカホドバカリ
(「目ガサメマシタ」よりも
「目ガサメタノニキヅキマシタ」としたら
完璧に本意に即するようになると思いますが、
長くなりすぎますね。)
(私の分かることはここまでだから、
批判、反論などには一切レスしません。)
これは メッセージ 936 (natalie1218yh さん)への返信です.
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