Re: ミンチとは?
投稿者: unhoo 投稿日時: 2007/07/06 21:35 投稿番号: [5796 / 6473]
>西洋ではミンチボールなる料理があります。<
ヤフーで「ミンチ」を検索したときにも「ミンチボール」の作り方が写真いりで出てきたが、なんだかずっと以前にも聞いたことがあるようだと思って思考をめぐらしたるに、どうも夏目漱石の『吾輩は猫である』に出ていたらしい。よって「青空文庫」で『吾輩は・・・・』を調べたら、みごとに見つかった。
「それからボイにおいトチメンボーを二人前持って来いというと、ボイがメンチボーですかと聞き直しましたが、先生はますます真面目な貌でメンチボーじゃないトチメンボーだと訂正されました」「なある。そのトチメンボーという料理は一体あるんですか」「さあ私も少しおかしいとは思いましたがいかにも先生が沈着であるし、その上あの通りの西洋通でいらっしゃるし、ことにその時は洋行なすったものと信じ切っていたものですから、私も口を添えてトチメンボーだトチメンボーだとボイに教えてやりました」「ボイはどうしました」「ボイがね、今考えると実に滑稽なんですがね、しばらく思案していましてね、はなはだ御気の毒様ですが今日はトチメンボーは御生憎様でメンチボーなら御二人前すぐに出来ますと云うと、・・・・(以下ながながとメンチボー、トチメンボーの話が続く)
『吾輩は猫である』が書かれたのは日露戦争の最中だから「メンチボー」の日本における歴史は一世紀以上あるわけですな。
『吾輩は猫である』は「一」から「十一」までの部分に分かれていて、そのおのおのがまた中篇小説程度の長さがある。メンチボーの話は「二」にあります。
これは メッセージ 5795 (urfraternity さん)への返信です.
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