腐敗という名の中国文化
投稿者: ari_babajapan 投稿日時: 2012/04/22 13:23 投稿番号: [17 / 59]
最近杭州で腐敗(賄賂など)を無くそうという宣言がなされたそうである。その宣言とは「わが国の優秀な伝統と歴史を拠りどころとして、腐敗文化に挑戦しよう」、「清廉な政治制度を作って、腐敗文化を押しのけよう」、と言うものであった。中国には賄賂が多いから、賄賂に関する評論もとても多い。評論の題目は、腐敗が何故多いのかとか、どうしたら無くせるのか等についてである。
その前に、「腐敗文化」と言う言い方は何かおかしくないだろうか。腐敗って文化なのか? 腐敗とは賄賂を貰うようなことを言うのだが、賄賂は文化だろうか。やはりおかしいと思うのだけれど。何故か中国では腐敗も文化であるらしい。
文化とは、個人とか社会が、必要があって創造した物質財産や精神的財産などを言うのであって、文化を貶める「腐敗」は文化ではない。
元々は中国に文化と言う概念も文字も無かった。文化と言う文字は、100年以上も前に英語の“culture”を日本で“文化”という文字に換えたものである。それが中国に渡って使われた文字である。
中国では、歴史上の汚職事件は多くて数え切れない。汚職を無くすためには極刑に処するしかなかった。だがしかしその結果はどうであったか? いくら禁止しても際限なく腐敗は現われる。太平の世の中でも腐敗は荒れ狂い、国難の際にもなお腐敗が盛んになる。ある時は為政者は自分の命の為に、汚職を見逃しておいた。ついには腐敗が加速して、王朝が滅び王朝滅亡の悪循環となる。
歴史と伝統では腐敗文化を無くすることはできないばかりか、歴史と伝統は腐敗文化の母体である。腐敗文化は歴史と伝統の下に隠れた卵である。一旦環境が整うと、その卵は直ぐに孵化を始める。
中国の伝統社会は血縁や地縁、上下、官民などの関係を通して広がっていく関係社会である。関係社会では、メンバーの各々が感情的な義務とか役割を持った社会で、その義理と人情が行き過ぎれば腐敗になる。実際に腐敗と人情とは中国の歴史、伝統においては切り離せないものであった。そして今もなお中国は関係社会と人情社会である。人情社会が悪いとは言わないが、法治社会に軌道修正しなけばならない。
腐敗は既に中国の文化になっている。そして中国ではそれが千年以上も続いていて、古人も治めることができなかった。それは統治者が専制体制をとっていたからである。しかし現代においても過去に倣おうとするようでは、棚からぼた餅が落ちるのを待つようなものだ。健全な民主、法制、公開、透明な政治文化を創ってこそ腐敗文化の良薬になる。
その前に、「腐敗文化」と言う言い方は何かおかしくないだろうか。腐敗って文化なのか? 腐敗とは賄賂を貰うようなことを言うのだが、賄賂は文化だろうか。やはりおかしいと思うのだけれど。何故か中国では腐敗も文化であるらしい。
文化とは、個人とか社会が、必要があって創造した物質財産や精神的財産などを言うのであって、文化を貶める「腐敗」は文化ではない。
元々は中国に文化と言う概念も文字も無かった。文化と言う文字は、100年以上も前に英語の“culture”を日本で“文化”という文字に換えたものである。それが中国に渡って使われた文字である。
中国では、歴史上の汚職事件は多くて数え切れない。汚職を無くすためには極刑に処するしかなかった。だがしかしその結果はどうであったか? いくら禁止しても際限なく腐敗は現われる。太平の世の中でも腐敗は荒れ狂い、国難の際にもなお腐敗が盛んになる。ある時は為政者は自分の命の為に、汚職を見逃しておいた。ついには腐敗が加速して、王朝が滅び王朝滅亡の悪循環となる。
歴史と伝統では腐敗文化を無くすることはできないばかりか、歴史と伝統は腐敗文化の母体である。腐敗文化は歴史と伝統の下に隠れた卵である。一旦環境が整うと、その卵は直ぐに孵化を始める。
中国の伝統社会は血縁や地縁、上下、官民などの関係を通して広がっていく関係社会である。関係社会では、メンバーの各々が感情的な義務とか役割を持った社会で、その義理と人情が行き過ぎれば腐敗になる。実際に腐敗と人情とは中国の歴史、伝統においては切り離せないものであった。そして今もなお中国は関係社会と人情社会である。人情社会が悪いとは言わないが、法治社会に軌道修正しなけばならない。
腐敗は既に中国の文化になっている。そして中国ではそれが千年以上も続いていて、古人も治めることができなかった。それは統治者が専制体制をとっていたからである。しかし現代においても過去に倣おうとするようでは、棚からぼた餅が落ちるのを待つようなものだ。健全な民主、法制、公開、透明な政治文化を創ってこそ腐敗文化の良薬になる。
これは メッセージ 1 (ari_babajapan さん)への返信です.
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