Re: 中国人は自国を知っているか?
投稿者: japanisanadvanced_country 投稿日時: 2008/10/28 14:26 投稿番号: [30 / 73]
中国の経済・所得格差の問題が叫ばれて久しいが、日本の約26倍の面積を有する中国では、沿海部と内陸部、都市部と農村部の間の経済・所得格差が依然として存在しており、大きな社会問題となっている。
湖南省武陵山地区……中国の最貧困地区と呼ばれるこの地域の1人当たりの年収は約1360元(約2.1万円、2000年時点)。この地域に住む人々の環境や生活を改善するために、日本のODAが活躍している。
<プロジェクト実施の背景>
「武陵山地区」は湖南省の西北地域に位置する山岳地帯の呼称である。同地区は人口の約7割が少数民族であること、また、中国で最も貧しい地域であるという特徴がある。
プロジェクトが計画された2002年、同地区は、総面積の約7割以上が山地で耕地の確保が難しく生産性も低い状況にあったこと、加えて、道路・上水道などのインフラ整備も遅れ、悪循環に陥っていた。また、中学校の中途退学率が全国平均では3%であるのに対し、同地区ではその10倍の30%と突出して高い状況にあった。
このような状況を改善するため、中国政府は2003年より日本のODAを活用し、小中学校の校舎の建設、病院・保健所・上水道施設の建設などを目的としたプロジェクトを実施している。このプロジェクトで用いられている資金は「円借款」であり、長期・低利の優遇された条件ではあるが使用した資金は将来にわたり利子をつけた形で全額日本に返済される。中国向けODAと言えば、全額無償で供与するというように思われがちであるが、実はその90%以上はこのプロジェクトのように、利子をつけて元本を全額返済する必要がある「有償資金協力(円借款)」で実施されている。
<忘れられない一日>
プロジェクトの対象地区の一つである「永定区教字亜」地域では、中学校・小学校の教室、宿舎、食堂などの建設に円借款資金が活用されており、真新しい校舎には「円借款プロジェクト」との記念プレートが掲げられている。そのプレートには、「58の村・約5万人がプロジェクトの恩恵を受けている」との記載も見られる。
これまでは宿舎の規模が小さかったことから、遠方の生徒は学校で勉強する機会すらなかったが、宿舎が建設されたことにより多くの生徒が勉強することができるようになった。今では、中学生約900名、小学生約1000名がこの学校で学んでいるそうだ。
これは メッセージ 1 (gorugo0423 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835368/cf9qbfma4obcab9qa4rcna4ca4fa4a4a4ka4aba1a9_1/30.html