中国メディアの「?」日本メディアの「?」

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Re: 中国メディアの「?」日本メディアの「

投稿者: rinnkokinoko 投稿日時: 2009/04/17 15:43 投稿番号: [57 / 70]
ネットの向こうの中国(4)   悪趣味か、抵抗か
中国のネット事情

   だが「やはり」というべきか、中国国内では「河蟹」(封鎖)されてしまった。たとえば中国でもっとも有名な動画サイト「優酷(Youku)」で「草泥馬」と検索すると「検索結果は関係する法律、法規、政策と符合しない内容に触れる可能性があり、表示しません」と表示され、何も見ることはできない。

   他の動画サイトもおそらく同様だろう。昨年から中国政府は動画サイトに対する規制を強化しており、政府のご機嫌を損ねるような動画を載せるはずはないからだ。

   日本ではユーチューブで見ることができるが、中国政府は最近、国内からユーチューブにアクセスできなくしたという。都合の悪い情報はどんどん隠し、表面上は押さえ込んだように見えても、内部でますます不満が蓄積していくのだ。

   崔さんは草泥馬の歌詞を英訳付きで紹介した上で、こうした歌の出現は「今年に入ってからの(当局による)『低俗サイト取り締まり運動』と関連があり、人々はこの運動に対する感情を、『悪稿』(パロディー)の中で発散させた」と指摘している。

   この取り締まりは1983年に展開された「精神汚染反対」という大規模な思想取り締まりと共通点が多いという。当局は今回の取り締まりで1911の違法サイト、269のわいせつなブログをそれぞれ閉鎖したと発表したが、その中には「豆瓣」という若者の間で高い評価を受けていたコミュニティサイトが含まれ、多くの「小組(コミュニティ)」が何の通告もなく解散させられたという。
   突然解散させられたサイトには確かに「民主社会主義」「文化大革命」「言論自由」など政治的なタブーに触れるものもあったが、政治思想を論じたまじめなコミュニティや、若者の日常生活を語ったものも解散させられ、崔さんは「問題はこれらの是非ではなく、権力が直接こうしたものを奪い去ることで、どのような副作用が起こり、どのような対価を支払わなければならないかということだ。表面的には穏やかになったとしても、失われたものは計り知れない」と批判する。

   その上で「もし我々の民族の未来が模倣大国でなく、自らオリジナルの思想を持つ大国になることを望むなら、若者に緩やかで、自由で、尊厳ある環境を与え、育てなければならず、いきなり干渉するようなことをしてはならない。彼らの蓄積した文章は、突然消失してしまったのだ」と語る。全くその通りだと思う。

   崔さんはさらに「人々の平和な日常生活をかき乱し、その静かな天地から追い出すようなことをするのは、生活への粗暴な宣戦」であり、「(中国の)56の民族は『河蟹族』と『草泥馬族』に分裂した、この責任は誰かが負わねばならない」と厳しい調子で批判している。

   さらにこうした取り締まりの結果、もともと政治には関心のなかった人までが、自らの生活を守るため「反対派」になってしまった、草泥馬はそうした人々の気持ちが生んだ、抵抗のシンボルだ。

   当局が「草泥馬」を「河蟹」しても、それは結局新たな「草泥馬」を生むだけだろう。
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