中国の困った現実

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Re: 中国の困った現実

投稿者: yukimiyako143288 投稿日時: 2011/05/16 11:51 投稿番号: [218 / 619]
深刻化する食品安全、地方政府の「政績」に反映?効果に疑問も

  中国であとを絶たない食品安全事件を防止すべく、このほど北京や上海、浙江省、広東省などで公務員、地方官僚の出世の基準となる「政績」(政治成績)の核心に食品安全対策をおく方針が打ち出された。中国当局が食品安全に真剣に取り組む姿勢とも受け取れるが、その基準があいまいで、むしろGDPや環境問題と同じく、地方政府が「政績」を上げるために事実を隠ぺいしたりデータを改ざんしたりすることを懸念する声もでている。

  中国で最近、ニュースに取り上げられ消費者を驚愕させた事件は、たとえば「無根剤」と呼ばれる成長ホルモン剤や亜硝酸塩、合成抗菌剤(エンロフロキサシン)、植物成長ホルモン(ベンジルアデニン)など非食用添加剤を多用した見た目のよいもやしが長期的に食用すると健康に悪影響があるとして警鐘をならされた「毒もやし事件」がある。遼寧省瀋陽市のもやし栽培工場で4月に55トン以上、この種の毒もやしが押収されて以来、全国で同様のもやしが市場に流通していることが発覚した。

  このほか、上海の大手スーパーチェーンに納品されていた上海盛禄食品製造のマントウ(饅頭)が、実は生産日時が偽造され、原材料表に記載されていない防カビ剤を添加していたり、記載されている砂糖を使っておらず人工甘味料チクロを使っていたり、賞味期限切れのマントウを回収して再加工して出荷していたり、トウモロコシ饅頭と銘打っている商品にトウモロコシではなく人工着色料で色付けしていた事実が、中国中央電視台(CCTV、中央テレビ)の番組で暴露された「上海染色マントウ事件」。

  さらに、トウモロコシデンプンに墨汁とパラフィンを添加し「純サツマイモ春雨」として広東省の市場に45万トン以上流通させていた「ニセ春雨事件」。どんな肉も牛肉味に変えてしまうと銘打って売り出された牛肉膏(牛肉エキス)や、一滴たらすだけで水が高湯(コンソメスープ)にかわる「一滴香」などの当局が合法とした調味料について、使用料が多すぎたり長期に摂取したりすると奇形やがんを誘発する、あるいは肝臓に影響を与える可能性があると医師らが警鐘を鳴らした問題。シリコンのようなもので作られた本物そっくりのニセ銀魚(シラウオ)が市場に出回りいまだ製造元が特定できていない事件など、枚挙にいとまがない。

  しかし、こういった事件を防ぐための地方の取り組みが「政績」に反映されるとしても、摘発量が多ければプラス評価になるのか、マイナス評価されるのか基準も示されていない。また、上海万博時期に実際には食品安全問題はあったにもかかわらず当局のメンツのために公表されず、今頃、上海染色マントウなどの問題が中央メディアによって暴露された例などをあげて、こういった問題が地方官僚評価に直結するシステムは、むしろ政治状況によって恣意的に操作されやすいのでないか、という見方もでている。

  東日本大地震後、福島第一原発の放射能に野菜や海鮮が汚染されているのではないかという懸念から中国では日本産食品や日本食レストランを忌避する傾向が出ていたが、依然中国国内で発生する食品安全事件の方が深刻で対策は難しそうだ。
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