Re: 喫茶室「シナ」本日開店
投稿者: ari_babajapan 投稿日時: 2009/02/04 16:12 投稿番号: [21 / 52]
中国の先進国コンプレックス
温首相の今回の欧州歴訪は、「中国自信の旅」と中国外務省が名付けたように、世界同時不況の救世主としての中国の存在感を印象づけ、ロンドンで4月に開催される「金融サミット」にむけた下地をつくることも目的としている。だからロンドンでは、ブラウン英首相も出席したビジネス会議で「トンネルの終わりには光がみえる。世界を救うために自信と協力、責任を呼びかけたい」と訴え、ケンブリッジ大では「自らの運命を握ってきた中国人は未来に対し自信にあふれている」と胸をはった。
しかし実のところ中国は口でいうほど自信がないのではないか?。
温首相は今回の外遊でフランスを避けた。その理由を温首相は「中国の責任ではない」とのべ、暗にサルコジ大統領がダライ・ラマ14世と会談したからだとの非難を滲ませた。だが本当はパリを訪問してフランス国民から受ける冷ややかな仕打ちに向き合う自信がなかったのではないか。オバマ大統領の就任演説で「ファシズム」と並べて使われた「共産主義」を新華社はあえて中国語訳せずに自国民に伝えなかった。今回の「靴投げ事件」も公式報道されなかった。国際社会が中国をどう見ているかを直視する自信がないのでは。
靴を投げらつけれた国家首脳といえば、はブッシュ前米大統領だ。しかし、イラクの国民感情を知りつつバグダッドに乗り込み、靴を投げられたあとも「あの靴は10号サイズだった」とジョークでかわしたふてぶてしさは、落ち目とはいえ、大統領の自信と余裕が見えたし、靴を投げたイラク人記者への擁護論が米国民からも出るあたり、成熟した民主国家の国民の自負と余裕を感じた。
中国が今回の欧州歴訪を「自信の旅」というならば、国際社会にくすぶる中国に対するマイナス評価にも、正面から向き合う度量がほしかった。指導者のメンツをつぶす情報はカット。そのかわりネット上ではEU商品不買運動といった排他的な愛国主義で盛り上がるだけでは、中国の根強いコンプレックスしか見えてこない。
これは メッセージ 1 (kyouto_osaka_jinn さん)への返信です.
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