温州とミラノ
投稿者: mamahuhu_ren 投稿日時: 2010/12/15 17:54 投稿番号: [18 / 106]
温州へはもちろん観光などで行ったのではない。
出張である。輸出の商談も、工場での技術指導も
ほとんどの場合1人で出かけた。商談の窓口は
皮革公司だった。
商談といっても価格交渉なんてほんのわずかな時間
しか必要ない。高いか安いか、どちらかが譲歩するかどうか。
ほとんどの時間は相手との雑談である。相手に興味ある
話を提供できるか、相手から上手に世間話を引き出し
上手に付き合ってゆけるか。
中国の政治にも経済にも歴史にもよく通じていること。
巷でどんなことが話題になっているか。肉がいくらで卵
がいくらくらいするか、野菜が高いだの安いだの。
要するに雑談が出来なければ商談だけでは味も素っ気もない。
皮革公司の経理が「イタリアのミラノの中国料理店は
ほとんどすべてが温州の華僑なんだぞ」とのこと。
「温州は昔から皮の職人が多く温州の多くの皮の職人が
イタリアのミラノへ移住したものだ。イタリアの皮が有名なのは
温州人によるところが大きいのだ」と温州自慢。
そうだったのか。温州人は中国各地で理髪業に携わる人
が多いそうだ。温州は中国で最も早く国営企業がへり
私的企業が増えたところでもあるらしい。
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