毛髪水銀「4倍」の不安/AERA
投稿者: r13812 投稿日時: 2010/05/17 23:46 投稿番号: [133 / 158]
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(2010年5月24日号)
健康調査は不十分
メチル水銀は人間の脳、とくに大脳皮質感覚野を広く損傷し、そこの神経の働きを壊す。これは日本でも水俣病の研究者たちが確認してきた。
メチル水銀による魚介類の汚染濃度が極めて高かった初期の水俣病の急性の劇症では、人々が錯乱状態になって死に至った。だがそうした劇症だけではなく、長いことメチル水銀を多少とも摂取していると、徐々に脳を損傷し、本人も気づかないまま複雑な五感機能が衰えていくとされている。
だが、今度の健康調査では、対象者の脳損傷の有無、程度をさぐる検診が2点識別覚検査(コンパス状のもので皮膚の2点を突き、その間隔をどれくらい狭めても、2点が突かれていると感じるかを調べる検査)だけで、どれほどの圧力を掛けると触覚が生じるかとか、ものの形の認識や、背に手を回して紐を蝶結びにできるか、といった、脳損傷の有無を調べる他の基本的検査が行われていない。
その2点識別覚検査も、健康検診がほとんど終わった後に、慌てて65人に追加実施した模様だが、いかなる基準で182人の被検者から65人を選んだのかも、この65人の毛髪水銀値の平均値も明らかにされていない。
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(※参照)
熊本大学医学部浴野成生教授
「自分ではぴんぴんしているつもりでも、脳がやられていると自分に障害が出ていることがわかりにくくなる。
断面が六角形と三角形の鉛筆を目を閉じて触れると区別ができない。
メチル水銀による脳の損傷が進むと、水俣病でみられたように、活動力、意欲もなくなってくる。
人を人たらしめている高度の精神作用も欠けてくるが、本人にはその自覚がない」
(『AERA 2008年6月16日号「鯨の町」住民から水銀40倍』から抜粋)
これは メッセージ 1 (m_news_topics さん)への返信です.
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