21世紀の戦争 Re: 同志がヒダリノさんを
投稿者: parkavenuecanada 投稿日時: 2008/09/16 02:48 投稿番号: [98244 / 99628]
>「世界では」起きるな。「宗教」「民族」の対立だからな。「命より重い」ものがあるから戦争が起きるんだよ
>何で戦争が起こるのか、「命より大事なもの」があるからだろ。もっと言えば自殺だってそうだ。「死の恐怖」よりも「恐怖」だから自ら命を絶つんだろ
>21世紀の戦争は金儲けの戦争じゃない。20世紀前半までの戦争と「性質が異なる」というのは書いただろ
>戦争してるのは「命」よりも「宗教」「民族」が大事な人たち。これは「利益」とかそういう合理的な部分じゃないから戦争も終わらない
こういうことを断定的に書けるのは、この人がバカだから、という理由に尽きます。なぜ戦争が起きるのか? こういう難問に対して簡単に答えを出せるのは、教養豊かな人と、それとは反対にバカな人だけです。この方が無学バカなのは、諸君もよく知っての通りですから、こういった「沸き立つ情念」は、本人によるバカの自己宣伝にすぎません。
21世紀の戦争は、結果としても、賢明な人たちの予測としても、「資本の論理」に反するにもかかわらず、「資本の論理」が重要な動機だったとひとまずイラク戦争(21世紀の代表的戦争)に関する一般的解釈からいえます。
ノーベル経済学賞学者の文章を引用します。
ブッシュ政権の国家経済会議議長ローレンス・リンゼーは、「戦争を成功裡に遂行すれば、経済には好影響が及ぶ」と発言した。この発言の裏には、戦勝によって石油価格が低く保たれるという確信が存在していた。 〜(中略)〜
石油のための戦争という見かたは、FRBのアラン・グリーンスパン議長からも表明された。「サダム・フセインがイラクの元首でも、あの砂漠の地価に石油がなければ、今回のアメリカは、第一次湾岸戦争(イラン・イラク戦争)と同じような強攻策には出なかっただろう 〜(中略)〜
イラク戦争の真の動機は石油だと、世界中の多くの人々が結論づけた理由は、これだけではない。イラクを占領した直後、アメリカは石油関連資産を厳重に警備する一方で、貴重な文化財や武器弾薬の盗難を防げなかった。 〜(中略)〜
さらに戦争の口実として大量破壊兵器を挙げておきながら、大量破壊兵器開発のおそれが強い北朝鮮には見向きもしなかった。
『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』ジョセフ・E・スティグリッツ&リンダ・ビルムズ
じっさい、スティグリッツは米国(ブッシュ政権)の真の動機を語るわけではありません。世界の理解は、戦争の動機はオイルだ、つまり我々の議論でいえば、「儲けるための戦争」だった、と書いてるだけです。ブッシュ政権当事者以外はこうして材料から判断するほかありません。
ようするに、21世紀の戦争もまた「金儲けの戦争」にすぎないわけです。
次に、自殺論(自爆テロ論)です。
自殺はほとんどの人にしてみれば不合理な行動だ。でも合理的な人でさえ、時には自殺を考える。だから自殺の合理性は別にその行動そのものにあるのではなく、そうした行動をとる理由にあるわけだ。
『戦争の経済学』ポール・ポースト
と前置きし、過激派集団形成の“合理的”過程にも言及します。それは長くなるのではしょりますが、次の点は直裁でわかりやすいです。
ランド社のデータによると、自爆攻撃は平均で、他のテロ活動に比べて4倍の死亡者を出す。イスラエルでの自爆テロは、通常はおそらく1回150ドルもかからない。 〜(中略)〜
だから、もし集団メンバーの利害が完全に集団の利害と一致していたら、その人は集団の厚生を最大化する行動として喜んで自爆テロを行う。さらにその人が自分の利益をもはや考えないような状態になったら、その人は理論的には生きようと死のうと関係ない。そうなったらその人は、ほんのちょっとのお金でも命にかかわるような行動をとってしまう。
イスラム過激派団体や、サダム・フセイン政権下のイラクでは、自爆テロの実行犯の家族に1万ドルから2万5千ドルが提供されていたから、たぶんみんな喜んで自爆テロに向かっただろう。
『戦争の経済学』ポール・ポースト
つまり、不合理に見える自爆テロという「民族宗教」戦争も、しっかり“合理的”“利益的”動機に裏打ちされていると、そういうことですね。
>何で戦争が起こるのか、「命より大事なもの」があるからだろ。もっと言えば自殺だってそうだ。「死の恐怖」よりも「恐怖」だから自ら命を絶つんだろ
>21世紀の戦争は金儲けの戦争じゃない。20世紀前半までの戦争と「性質が異なる」というのは書いただろ
>戦争してるのは「命」よりも「宗教」「民族」が大事な人たち。これは「利益」とかそういう合理的な部分じゃないから戦争も終わらない
こういうことを断定的に書けるのは、この人がバカだから、という理由に尽きます。なぜ戦争が起きるのか? こういう難問に対して簡単に答えを出せるのは、教養豊かな人と、それとは反対にバカな人だけです。この方が無学バカなのは、諸君もよく知っての通りですから、こういった「沸き立つ情念」は、本人によるバカの自己宣伝にすぎません。
21世紀の戦争は、結果としても、賢明な人たちの予測としても、「資本の論理」に反するにもかかわらず、「資本の論理」が重要な動機だったとひとまずイラク戦争(21世紀の代表的戦争)に関する一般的解釈からいえます。
ノーベル経済学賞学者の文章を引用します。
ブッシュ政権の国家経済会議議長ローレンス・リンゼーは、「戦争を成功裡に遂行すれば、経済には好影響が及ぶ」と発言した。この発言の裏には、戦勝によって石油価格が低く保たれるという確信が存在していた。 〜(中略)〜
石油のための戦争という見かたは、FRBのアラン・グリーンスパン議長からも表明された。「サダム・フセインがイラクの元首でも、あの砂漠の地価に石油がなければ、今回のアメリカは、第一次湾岸戦争(イラン・イラク戦争)と同じような強攻策には出なかっただろう 〜(中略)〜
イラク戦争の真の動機は石油だと、世界中の多くの人々が結論づけた理由は、これだけではない。イラクを占領した直後、アメリカは石油関連資産を厳重に警備する一方で、貴重な文化財や武器弾薬の盗難を防げなかった。 〜(中略)〜
さらに戦争の口実として大量破壊兵器を挙げておきながら、大量破壊兵器開発のおそれが強い北朝鮮には見向きもしなかった。
『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』ジョセフ・E・スティグリッツ&リンダ・ビルムズ
じっさい、スティグリッツは米国(ブッシュ政権)の真の動機を語るわけではありません。世界の理解は、戦争の動機はオイルだ、つまり我々の議論でいえば、「儲けるための戦争」だった、と書いてるだけです。ブッシュ政権当事者以外はこうして材料から判断するほかありません。
ようするに、21世紀の戦争もまた「金儲けの戦争」にすぎないわけです。
次に、自殺論(自爆テロ論)です。
自殺はほとんどの人にしてみれば不合理な行動だ。でも合理的な人でさえ、時には自殺を考える。だから自殺の合理性は別にその行動そのものにあるのではなく、そうした行動をとる理由にあるわけだ。
『戦争の経済学』ポール・ポースト
と前置きし、過激派集団形成の“合理的”過程にも言及します。それは長くなるのではしょりますが、次の点は直裁でわかりやすいです。
ランド社のデータによると、自爆攻撃は平均で、他のテロ活動に比べて4倍の死亡者を出す。イスラエルでの自爆テロは、通常はおそらく1回150ドルもかからない。 〜(中略)〜
だから、もし集団メンバーの利害が完全に集団の利害と一致していたら、その人は集団の厚生を最大化する行動として喜んで自爆テロを行う。さらにその人が自分の利益をもはや考えないような状態になったら、その人は理論的には生きようと死のうと関係ない。そうなったらその人は、ほんのちょっとのお金でも命にかかわるような行動をとってしまう。
イスラム過激派団体や、サダム・フセイン政権下のイラクでは、自爆テロの実行犯の家族に1万ドルから2万5千ドルが提供されていたから、たぶんみんな喜んで自爆テロに向かっただろう。
『戦争の経済学』ポール・ポースト
つまり、不合理に見える自爆テロという「民族宗教」戦争も、しっかり“合理的”“利益的”動機に裏打ちされていると、そういうことですね。
これは メッセージ 98220 (hidarino5 さん)への返信です.
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