靖国参拝、初の明確化
投稿者: totemize2002 投稿日時: 2004/01/19 19:37 投稿番号: [86199 / 99628]
http://www.sankei.co.jp/news/040117/morning/17pol001.htm
靖国参拝、初の明確化 自民党大会、運動方針を採択
“安倍カラー”前面に 与党内の調整力は?
自民党は十六日、都内のホテルで第七十回党大会を開いた。小泉純一郎首相(総裁)はあいさつで、イラクへの自衛隊派遣について「今は派遣は賛否両論で国論が二分されているが、いずれ正しい選択だったと多くの国民から支持されると確信している」と述べ、イラクに対する資金的・人的両面での支援を実行する考えを強調した。
また、来賓の神崎武法公明党代表は「自民は国という大きな立場で物事を考えている。私たちは生活者の立場で、視点の違いがある。政策のすり合わせを真剣に行い、一つ一つの課題を解決していくことが大切だ」と述べ、連立体制を維持する考えを表明した。
大会では、十六年の党活動の指針となる「運動方針」を採択した。昭和三十年の結党以来初めて、戦争犠牲者に感謝と哀悼の誠をささげるため「靖国神社参拝を受け継いでいく」と明確化したほか、自衛隊イラク派遣支持を強調。憲法改正手続きを定める国民投票法案と国会法改正案の早期成立を目指すことや、北朝鮮への経済制裁を可能とする外為法改正を盛り込んだ。
◇
憲法と教育基本法の改正、自衛隊の国際協力のための恒久法制定、戦没者追悼の中心施設としての靖国神社の位置付け…。今回の運動方針は国の根幹にかかわる「自民党らしい」課題を明記し、党改革でも安倍晋三幹事長が推進する候補者選定の見直しを盛り込み“安倍カラー”の濃いものとなった。ただ、憲法改正に向けた国民投票法など重要法案をめぐる公明党との調整はこれからが本番だ。今夏の参院選を控え幹事長としてどこまで自民党らしさを発揮できるか正念場を迎えそうだ。
「戦後六十年近くなる中で、本当の意味で“戦後”を終わらせなければならない。そのために私たちの手で新しい憲法草案を書き上げていく」
安倍氏は十六日の党大会後、党本部で記者団にこう述べ、憲法改正への取り組みを盛り込んだ平成十六年の党運動方針の意義を強調した。
方針策定における安倍氏の主導ぶりは、憲法改正手続きを定めた国民投票法案と国会法改正案の早期成立や、戦争犠牲者に哀悼の意をささげるため「靖国神社参拝を受け継いでいく」との方針を盛り込んだことにも色濃く反映された。
外交面でも「国際協力のための恒久法の法制化を目指す」とうたい、北朝鮮問題では経済制裁を可能にする外為法改正も明記。また、世代交代を進めるための候補者プール制の導入にも言及するなど、「聖域なき党改革」を掲げる若手の安倍氏が、小泉純一郎首相と並ぶ「参院選の顔」であることを印象づけた。
一方、党運動方針では“安倍カラー”を打ち出すことに成功したものの、運動方針の策定過程では党内での安倍氏の調整力に疑問符をつける場面も露呈した。
運動方針前文に書き込む予定だった「十六年ぶりとなる衆参両院での単独過半数を回復」との部分に、青木幹雄参院幹事長が「単独過半数と言うが与党のこともある。表現がきつい」と公明党に配慮するよう注文をつけ、「単独過半数」という表現を土壇場で撤回したのがその象徴だ。
また、公明党との与党内調整でも、安倍氏に壁が立ちはだかりそう。党大会に来賓として招かれた公明党の神崎武法代表は「自公両党は、政策のすり合わせが重要だ」と述べ、参院選に向けて政策面で独自色を強める動きを見せ始めた自民党にクギをさしている。
逆に、党大会に先立って十五日に行われた自民党の青年、女性両局などの合同全国大会では安倍氏らに「いつまで公明党と連携するつもりなのか」などと連立継続を疑問視する声が上がった。
実際、イラクへの自衛隊派遣や通常国会での提出が困難視されている教育基本法改正をめぐる与党協議では「公明党が常にブレーキ役」(自民党若手)との不満もくすぶっている。すでに重要案件ごとに両党の国家観の隔たりが浮かび上がる展開で、「小泉政権のアキレス腱(けん)」(自民党関係者)になる恐れもはらんでいる。
こうした現実と安倍氏の調整力について、昨年末の年金制度改革案をめぐって厚生労働族議員らと水面下で折衝したのは久間章生幹事長代理だったことから、国会運営や党内調整については「“寝業”にたけた久間氏に頼らざるを得ない」(閣僚経験者)との指摘も出ている。(半沢尚久)
<以下省略>
靖国参拝、初の明確化 自民党大会、運動方針を採択
“安倍カラー”前面に 与党内の調整力は?
自民党は十六日、都内のホテルで第七十回党大会を開いた。小泉純一郎首相(総裁)はあいさつで、イラクへの自衛隊派遣について「今は派遣は賛否両論で国論が二分されているが、いずれ正しい選択だったと多くの国民から支持されると確信している」と述べ、イラクに対する資金的・人的両面での支援を実行する考えを強調した。
また、来賓の神崎武法公明党代表は「自民は国という大きな立場で物事を考えている。私たちは生活者の立場で、視点の違いがある。政策のすり合わせを真剣に行い、一つ一つの課題を解決していくことが大切だ」と述べ、連立体制を維持する考えを表明した。
大会では、十六年の党活動の指針となる「運動方針」を採択した。昭和三十年の結党以来初めて、戦争犠牲者に感謝と哀悼の誠をささげるため「靖国神社参拝を受け継いでいく」と明確化したほか、自衛隊イラク派遣支持を強調。憲法改正手続きを定める国民投票法案と国会法改正案の早期成立を目指すことや、北朝鮮への経済制裁を可能とする外為法改正を盛り込んだ。
◇
憲法と教育基本法の改正、自衛隊の国際協力のための恒久法制定、戦没者追悼の中心施設としての靖国神社の位置付け…。今回の運動方針は国の根幹にかかわる「自民党らしい」課題を明記し、党改革でも安倍晋三幹事長が推進する候補者選定の見直しを盛り込み“安倍カラー”の濃いものとなった。ただ、憲法改正に向けた国民投票法など重要法案をめぐる公明党との調整はこれからが本番だ。今夏の参院選を控え幹事長としてどこまで自民党らしさを発揮できるか正念場を迎えそうだ。
「戦後六十年近くなる中で、本当の意味で“戦後”を終わらせなければならない。そのために私たちの手で新しい憲法草案を書き上げていく」
安倍氏は十六日の党大会後、党本部で記者団にこう述べ、憲法改正への取り組みを盛り込んだ平成十六年の党運動方針の意義を強調した。
方針策定における安倍氏の主導ぶりは、憲法改正手続きを定めた国民投票法案と国会法改正案の早期成立や、戦争犠牲者に哀悼の意をささげるため「靖国神社参拝を受け継いでいく」との方針を盛り込んだことにも色濃く反映された。
外交面でも「国際協力のための恒久法の法制化を目指す」とうたい、北朝鮮問題では経済制裁を可能にする外為法改正も明記。また、世代交代を進めるための候補者プール制の導入にも言及するなど、「聖域なき党改革」を掲げる若手の安倍氏が、小泉純一郎首相と並ぶ「参院選の顔」であることを印象づけた。
一方、党運動方針では“安倍カラー”を打ち出すことに成功したものの、運動方針の策定過程では党内での安倍氏の調整力に疑問符をつける場面も露呈した。
運動方針前文に書き込む予定だった「十六年ぶりとなる衆参両院での単独過半数を回復」との部分に、青木幹雄参院幹事長が「単独過半数と言うが与党のこともある。表現がきつい」と公明党に配慮するよう注文をつけ、「単独過半数」という表現を土壇場で撤回したのがその象徴だ。
また、公明党との与党内調整でも、安倍氏に壁が立ちはだかりそう。党大会に来賓として招かれた公明党の神崎武法代表は「自公両党は、政策のすり合わせが重要だ」と述べ、参院選に向けて政策面で独自色を強める動きを見せ始めた自民党にクギをさしている。
逆に、党大会に先立って十五日に行われた自民党の青年、女性両局などの合同全国大会では安倍氏らに「いつまで公明党と連携するつもりなのか」などと連立継続を疑問視する声が上がった。
実際、イラクへの自衛隊派遣や通常国会での提出が困難視されている教育基本法改正をめぐる与党協議では「公明党が常にブレーキ役」(自民党若手)との不満もくすぶっている。すでに重要案件ごとに両党の国家観の隔たりが浮かび上がる展開で、「小泉政権のアキレス腱(けん)」(自民党関係者)になる恐れもはらんでいる。
こうした現実と安倍氏の調整力について、昨年末の年金制度改革案をめぐって厚生労働族議員らと水面下で折衝したのは久間章生幹事長代理だったことから、国会運営や党内調整については「“寝業”にたけた久間氏に頼らざるを得ない」(閣僚経験者)との指摘も出ている。(半沢尚久)
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これは メッセージ 1 (magekuri さん)への返信です.
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