竹島切手問題 強硬論Vs慎重論
投稿者: totemize2002 投稿日時: 2004/01/12 09:50 投稿番号: [86056 / 99628]
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_9_1.htm
■竹島切手問題 強硬論Vs慎重論 揺れる政府
強硬論 「日本版」発行で対抗措置を
慎重論 6カ国協議控え韓国に配慮
日本の領土で韓国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)をあしらった切手を韓国郵政事業本部が発行する問題で、日本政府が揺れている。閣僚からは日本製「竹島切手」の発行という対抗措置の検討を求める声もあがったほか、十六日に切手が発行された場合は、抗議も検討している。だが、小泉純一郎首相は九日夜、「荒立てる動きはしないほうがいい」と日本製「竹島切手」には消極姿勢を示すなど、事態の沈静化を図ろうとしている。
≪抗議検討≫
「(韓国に)対抗して日本郵政公社が(竹島をあしらった)記念切手を出すかどうかは極めて政治的マターだ。あえてこの場で諮りたい」
郵政事業を所管する麻生太郎総務相は九日午前の閣僚懇談会で、韓国が竹島切手の発行に踏み切る考えに変わりがないことを報告し、対抗措置を含めた検討をすべきだとの考えを表明した。
ほかの閣僚からも「単なる切手の問題ではない。何らかの対抗措置が必要」との意見が出たため、来週にも関係省庁で協議することになった。
麻生氏は閣議後の記者会見で、国際郵便を円滑にするための国際機関「万国郵便連合」(UPU)が憲章前文に「国際協力という崇高な目的」を掲げていることを挙げ、「今回の切手はこの精神に沿っているとはいえないのではないか」と韓国の対応を批判、「いろいろな対抗措置が起こりうる」と強調した。
≪50年前にも≫
だが、現実的な対抗措置となると難しい。
韓国は五十年前の昭和二十九年にも同様に竹島切手を発行したことがある。このときも日本政府は韓国政府に抗議するとともに、竹島切手を張った郵便物の返送を検討したものの、「返送できるという条約解釈の根拠はない」と断念したという。
今回も竹島切手の郵便物だけを受け取り拒否する可能性も選択肢としてはあるものの、麻生氏は「現実的にはどうか。結構大変な手間だ」と否定的だ。
五十年前、日本政府はただ手をこまねいていたわけではなく、UPUに問題提起し、「二国間の紛争となるようなデザインはUPUの精神にそぐわない」との決議の採択を得ている。
≪水面下で≫
韓国政府の今回の切手発行は「確信犯」といえるが、日本側は水面下で処理しようと試みた。
昨年九月、総務省は韓国に切手発行中止を求める書簡を送った後、「領土問題であり、外交問題」として外務省にバトンタッチした。
外務省は九月以降、「大使らがしかるべきルートで何度も抗議を行っている」(幹部)としている。
いずれも公にしなかったのは、外交問題に発展することを避けたいのが本音のようだ。外務省筋は「領土問題といえば確かにそうだが、韓国内の花や鳥をモチーフにした切手のシリーズで、特定の政治的な意図は持っていないのではないか」と語る。
首相も九日夜、首相官邸で記者団に「波紋を広げるとか、荒立てる動きはしないほうがいい。竹島は日本の領土ですがね。韓国側はそういうのをわきまえて対応していただきたい」と述べた。
日韓両国は北朝鮮の核問題をめぐる第二回の六カ国協議開催に向け、米国とともに歩調をあわせており、結束を乱したくないという思いが見え隠れする。
もっとも、別の外務省幹部は韓国が小泉首相の一日の靖国神社参拝に反発して抗議していることを踏まえ、「首相は靖国参拝ですでにことを荒立てているのだから、切手の問題で穏便にすませようとするのはおかしい。是々非々で行うべきだ」と指摘した。
◇
竹島 日本と韓国のほぼ中間の日本海に浮かび、東島、西島と呼ばれる2つの小島と周辺の岩礁からなる。総面積は約0.23平方キロで日比谷公園とほぼ同じ大きさ。日本では古くから松島の名で知られ、江戸時代初期に伯耆藩(鳥取県)が幕府から拝領し、経営していた日本固有の領土。しかし、昭和27年に天然資源や水産物の確保のためとして韓国の李承晩大統領が一方的に領海水域を日本寄りに設定し、竹島(韓国名・独島)を領域内に組み込んだ。韓国側は29年から東島に警備隊員を常駐させ、平成9年には接岸施設を建設、15年には竹島に郵便番号をつけるなど、実効支配している。
(01/10)
■竹島切手問題 強硬論Vs慎重論 揺れる政府
強硬論 「日本版」発行で対抗措置を
慎重論 6カ国協議控え韓国に配慮
日本の領土で韓国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)をあしらった切手を韓国郵政事業本部が発行する問題で、日本政府が揺れている。閣僚からは日本製「竹島切手」の発行という対抗措置の検討を求める声もあがったほか、十六日に切手が発行された場合は、抗議も検討している。だが、小泉純一郎首相は九日夜、「荒立てる動きはしないほうがいい」と日本製「竹島切手」には消極姿勢を示すなど、事態の沈静化を図ろうとしている。
≪抗議検討≫
「(韓国に)対抗して日本郵政公社が(竹島をあしらった)記念切手を出すかどうかは極めて政治的マターだ。あえてこの場で諮りたい」
郵政事業を所管する麻生太郎総務相は九日午前の閣僚懇談会で、韓国が竹島切手の発行に踏み切る考えに変わりがないことを報告し、対抗措置を含めた検討をすべきだとの考えを表明した。
ほかの閣僚からも「単なる切手の問題ではない。何らかの対抗措置が必要」との意見が出たため、来週にも関係省庁で協議することになった。
麻生氏は閣議後の記者会見で、国際郵便を円滑にするための国際機関「万国郵便連合」(UPU)が憲章前文に「国際協力という崇高な目的」を掲げていることを挙げ、「今回の切手はこの精神に沿っているとはいえないのではないか」と韓国の対応を批判、「いろいろな対抗措置が起こりうる」と強調した。
≪50年前にも≫
だが、現実的な対抗措置となると難しい。
韓国は五十年前の昭和二十九年にも同様に竹島切手を発行したことがある。このときも日本政府は韓国政府に抗議するとともに、竹島切手を張った郵便物の返送を検討したものの、「返送できるという条約解釈の根拠はない」と断念したという。
今回も竹島切手の郵便物だけを受け取り拒否する可能性も選択肢としてはあるものの、麻生氏は「現実的にはどうか。結構大変な手間だ」と否定的だ。
五十年前、日本政府はただ手をこまねいていたわけではなく、UPUに問題提起し、「二国間の紛争となるようなデザインはUPUの精神にそぐわない」との決議の採択を得ている。
≪水面下で≫
韓国政府の今回の切手発行は「確信犯」といえるが、日本側は水面下で処理しようと試みた。
昨年九月、総務省は韓国に切手発行中止を求める書簡を送った後、「領土問題であり、外交問題」として外務省にバトンタッチした。
外務省は九月以降、「大使らがしかるべきルートで何度も抗議を行っている」(幹部)としている。
いずれも公にしなかったのは、外交問題に発展することを避けたいのが本音のようだ。外務省筋は「領土問題といえば確かにそうだが、韓国内の花や鳥をモチーフにした切手のシリーズで、特定の政治的な意図は持っていないのではないか」と語る。
首相も九日夜、首相官邸で記者団に「波紋を広げるとか、荒立てる動きはしないほうがいい。竹島は日本の領土ですがね。韓国側はそういうのをわきまえて対応していただきたい」と述べた。
日韓両国は北朝鮮の核問題をめぐる第二回の六カ国協議開催に向け、米国とともに歩調をあわせており、結束を乱したくないという思いが見え隠れする。
もっとも、別の外務省幹部は韓国が小泉首相の一日の靖国神社参拝に反発して抗議していることを踏まえ、「首相は靖国参拝ですでにことを荒立てているのだから、切手の問題で穏便にすませようとするのはおかしい。是々非々で行うべきだ」と指摘した。
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竹島 日本と韓国のほぼ中間の日本海に浮かび、東島、西島と呼ばれる2つの小島と周辺の岩礁からなる。総面積は約0.23平方キロで日比谷公園とほぼ同じ大きさ。日本では古くから松島の名で知られ、江戸時代初期に伯耆藩(鳥取県)が幕府から拝領し、経営していた日本固有の領土。しかし、昭和27年に天然資源や水産物の確保のためとして韓国の李承晩大統領が一方的に領海水域を日本寄りに設定し、竹島(韓国名・独島)を領域内に組み込んだ。韓国側は29年から東島に警備隊員を常駐させ、平成9年には接岸施設を建設、15年には竹島に郵便番号をつけるなど、実効支配している。
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これは メッセージ 86039 (totemize2002 さん)への返信です.
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