北朝鮮の思惑空振り(前半)
投稿者: ametomuti_yapparimuti 投稿日時: 2003/02/09 17:04 投稿番号: [75469 / 99628]
青森アジア大会:
北朝鮮の思惑空振り
監視下、選手交流なし
青森冬季アジア大会が8日閉幕した。大会直前になってエントリーした朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の動向が、ひときわ注目を集めた大会だった。北朝鮮は大会に参加することによって、国際的に孤立していないということをアピールし、一定の成果を収めたようにみえる。しかし、日本国内の同国に対する厳しい見方は変わらず、スポーツを通じた交流は空振りに終わったようだ。
「来て良かったという思いは、全くない」。こんな言葉を残し、北朝鮮選手団は9日、青森を離れる。
先月28日に来日して以来、選手団は厳しい「監視下」に置かれた。拉致事件や核開発疑惑問題など、日朝関係が緊張状態にあることから、青森県警は延べ7000人態勢で警備に当たった。
選手たちはバスで宿舎と競技会場を往復するだけの日々。県は参加国の選手が地元の小中学校と交流する「一校一国運動」に取り組んだが、「北朝鮮担当」になった小学校には「拉致被害者のことを考えて」といった電話が数件寄せられたこともあり、児童と選手が触れ合う機会は最後までなかった。日本の印象について、女子アイスホッケーチームのクァク・クムシル主将は「あちこち見て回る暇もないし、印象はない」と話した。
外部と隔絶された選手たちの肉声を求め、ランニング中の選手たちにマイクを向ける取材もあった。北朝鮮オリンピック委員会のジョ・サンナム事務総長は「常に注目されて選手たちが心理的圧迫を受け、競技に集中できなかった」と憤った。
組織委員会も「腫れ物」に触るような対応だった。大会前、「特別視はしない」と言いながら、会見前に「競技以外の質問はしないでください」とクギを刺した。韓国選手との交流について選手らが口を開こうとすると「それは政治的な質問です」と遮った。
国交がないため、選手団は組織委が「身元保証人」となって入国した。承諾なしに青森を離れて東京に向かった男性役員2人の所在確認に35時間も要した時ですら、組織委は抗議さえしなかった。
「ボイコットでもされたら、大会が台なしになる。日朝関係にも影響する。何事もなく早く帰ってくれ、というのが本音だったろう」。ある大会関係者は、組織委の胸の内をこう代弁した。
【安藤由紀】
これは メッセージ 75468 (ametomuti_yapparimuti さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834688/4z9qa4ua46a41a4sa4j_1/75469.html