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オランダ語

投稿者: ditgtedgbbdc 投稿日時: 2002/07/30 20:44 投稿番号: [62488 / 99628]
オランダ語   オランダご   Dutch Language   オランダ王国と南米のスリナム共和国の公用語で、ベルギー王国でも公用語のひとつになっている。オランダのほかベルギーの北半分、フランスのノール県北部、スリナムなどで話される。ベルギーとフランスでは一般にフラマン語とよばれている。ゲルマン語派の西分派ネーデルラント・ドイツ語群に属する。南アフリカ共和国のアフリカーンス語はオランダ語からわかれたものであるが、現在では別の言語とみなされている。

ベルギーでもオランダでも現代標準オランダ語とよばれる共通の文語をもちいているが、地方の口語方言は、標準語とはひじょうにことなることが多い。方言は村から村へと少しずつかわっていき、北ドイツの低地ドイツ語と融合する。現代標準オランダ語は、フランドル、ブラバント、ホラントの諸州が、それぞれ政治、経済的に優位だった時期に、その方言の影響を次々とうけて発達した。その歴史は、古期、中期、現代の3つの主要時期にわけられる。

古期オランダ語は1100年ごろまでで、この時期の文献は聖書の「詩編」の翻訳がのこっているだけである。中期オランダ語は、1100年から1550年までで、音と屈折にさまざまな変化をうけた。標準的文語は最初は存在せず、作家は地方語で書いた。13世紀に、詩人のマールラントが中心となって文語オランダ語を確立しようと努力したが、方言の使用はつづいた。

現代オランダ語は1550年から現在までである。この時期のもっとも重要な出来事は、1619年から37年にかけての欽定訳聖書の刊行で、このオランダ語の形が低地帯諸国へひろがった。この翻訳の影響は、言語と正書法の権威ある規範を確立したという点で、ルターによる高地ドイツ語への聖書の翻訳が与えた影響と似ている。この標準語はまず17世紀のオランダ共和国にひろがった。

ベルギーのオランダ語地域は、1516〜1814年の間、スペイン、オーストリア、フランスに次々に支配されていたため、オランダ語は、19世紀のフランドルの国家主義運動によって復権されるまで、文化の担い手としての地位をうしなった。1898年、オランダ語はベルギー政府によってフランス語とならんで公式の地位をあたえられたが、現在のフランドル地方の唯一の公用語としてみとめられたのは1938年からである。

第2次大戦後、ベルギー、オランダ両政府の支援で、オランダ語正書法をあらため、両国における用法の統一をはかる施策がとられた。

なお、江戸時代に貿易をしていた関係から、オルゴール、ズック、ビールなど日本語にはいったオランダ語は多い。
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