サッカーダイジェスト コラム③
投稿者: excellent_digital 投稿日時: 2002/07/25 09:54 投稿番号: [59788 / 99628]
試合終了後、エルゲラが審判に殴りかかった。「話したいことなんて何もない。この後、10年間、出場停止にされても構わないから、ただあいつを殴りたかった」。 怒りで身体を震わせたエルゲラの言葉は、全員の気持ちを代弁していた。モリエンテスは理不尽な判定に悔し泣きをこらえられなかった。 PKを外したホアキンは、「TVの目の前で見ていたはずの家族を思うと……」と息を吐いた。イエロは、「FIFAのスローガンは、フェアプレー。頼むからそれを守って欲しい。 (判定については)人だから犯したミス、だと思いたい」と唇をかみしめた。余りにも割り切れなかった。フアンフランは目を腫らしていた。プレーできなかったラウールは、一言も発さずに会場を去った。
試合後、Vゴールを取り消した副審は去年の10月に4日間の審判講習を受け、最終日にようやく「オフサイドの取り方」の講義を受けたという、経験がないに等しい審判であることが判明した。 FIFAも判定ミスを認め、本来ならスペインのVゴールだった、と公式HPで発表した。
しかし、結果が変わるわけではない。カマーチョは代表監督を辞任した。「ひとつの時代が終わった」とその理由を説明したが、今回のワールドカップで失意、失望があったことは想像に難くない。 このスペイン戦について、韓国のヒディング監督は、「審判がミスを犯すことはある。審判より自分たちのプレー内容を責めるべきでは」と反論したが、舞台はワールドカップである。 サッカー界最高の大会なのだ。そこでは犯してはならないミスも存在する。たとえば、今回のように、未然に防ぐことのできたミスがそうだろう。
今回こそ、チームや地域間の壁を破って決勝へ、とその目標に向けて4年間走ってきた、今までにない友好ムードで挑んでいたスペイン代表のワールドカップは、あまりにも理不尽な終末を迎えた。 今回の選手の半数は、年齢的にはドイツ大会に出場できるだろう。しかし、だから次のワールドカップに向けて頑張ろうという言葉は、全員が犠牲にしてきた労力を考えたとき、余りにも白々しく、残酷に響く。 こうして敗退を余儀なくされた選手のなかには、次回大会にいないであろう選手もいる。イエロの、ルイス・エンリケの、ナダルの、メンディエタの、彼らの心境を思うとき、その痛みはとくに筆舌に尽くしがたいものがある。 このような事態を招いたFIFAには、次回に向けての猛省を強く促したい。それが理不尽に傷つけられた戦士たちへの最低限の礼儀だと思うのである。
試合後、Vゴールを取り消した副審は去年の10月に4日間の審判講習を受け、最終日にようやく「オフサイドの取り方」の講義を受けたという、経験がないに等しい審判であることが判明した。 FIFAも判定ミスを認め、本来ならスペインのVゴールだった、と公式HPで発表した。
しかし、結果が変わるわけではない。カマーチョは代表監督を辞任した。「ひとつの時代が終わった」とその理由を説明したが、今回のワールドカップで失意、失望があったことは想像に難くない。 このスペイン戦について、韓国のヒディング監督は、「審判がミスを犯すことはある。審判より自分たちのプレー内容を責めるべきでは」と反論したが、舞台はワールドカップである。 サッカー界最高の大会なのだ。そこでは犯してはならないミスも存在する。たとえば、今回のように、未然に防ぐことのできたミスがそうだろう。
今回こそ、チームや地域間の壁を破って決勝へ、とその目標に向けて4年間走ってきた、今までにない友好ムードで挑んでいたスペイン代表のワールドカップは、あまりにも理不尽な終末を迎えた。 今回の選手の半数は、年齢的にはドイツ大会に出場できるだろう。しかし、だから次のワールドカップに向けて頑張ろうという言葉は、全員が犠牲にしてきた労力を考えたとき、余りにも白々しく、残酷に響く。 こうして敗退を余儀なくされた選手のなかには、次回大会にいないであろう選手もいる。イエロの、ルイス・エンリケの、ナダルの、メンディエタの、彼らの心境を思うとき、その痛みはとくに筆舌に尽くしがたいものがある。 このような事態を招いたFIFAには、次回に向けての猛省を強く促したい。それが理不尽に傷つけられた戦士たちへの最低限の礼儀だと思うのである。
これは メッセージ 59787 (excellent_digital さん)への返信です.
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