朝鮮神話3
投稿者: ditgtedgbbdc 投稿日時: 2002/07/24 00:52 投稿番号: [59227 / 99628]
III 口伝神話 1 火の犬の物語 天界にもいくつもの国があり、無数の星もそれぞれが国になっている。そのひとつに真っ暗な闇の国があり、火の犬とよばれる獰猛(どうもう)な犬たちが飼われていた。この暗黒国の王は、自分の国が一年中暗闇につつまれていることをなげいて、いちばん強い犬に太陽をかみとってくるように命じた。
その犬は、天空の中央にある太陽にかみついたが、あまりの熱さに命令をはたせずにもどってきた。王はやむなく、今度は月をかみとってくるように命じた。しかし、あまりの冷たさに、またしても命令をはたせずに犬はもどってきた。王はその後も何回も同じ命令をだした。地上の人間がみる日食や月食は、この火の犬がかみついたことによっておこるものとされている。
2 パリ公主 烏臼(オグ)大王と妻の間には女児ばかり7人も生まれてきた。王はおこって末娘を箱にいれて西海にながし、竜王に献上しようといいだし、韓国語ですてる意味の「パリ公主」と末娘を名づける。ながされた箱は老夫婦にひろわれて、パリ公主は成長をとげる。
いっぽう、そのころ烏臼大王と妻はともに重病の床にあった。西域国の薬水だけが病を治癒させるというが、6姉妹のだれもたよりにならなかった。そこで、かつて海にながしたパリ公主を国中からさがさせ、親子は再会する。
パリ公主は薬水をもとめて西域国に旅だつ。そして途中さまざまな苦難をのりこえ、9年間、芝かりをして、火をたいて、水をくんで、あげくに結婚して7人の子供まで生んで、ついに薬水をえる。そして夫と7人の子をつれてもどり、すでになくなっていた父母を蘇生させる。
この働きによって、夫は山神祭でまつられ、供物をそなえられるようになり、7人の子はおのおの冥府(めいふ)の大王になり、パリ公主は死者の霊を冥界にみちびく巫祖(ふそ)になった。
これは メッセージ 1 (magekuri さん)への返信です.
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