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コラム】日本、FIFAの合意守らなければ…

投稿者: davidpkjp 投稿日時: 2002/07/10 01:27 投稿番号: [52128 / 99628]
コラム】日本、FIFAの合意守らなければ…


  2002ワールドカップサッカー大会を成功的に行うことができるのだろうか。果たして韓国と日本は、ワールドカップを通じ、新しい協力と理解の庭に入ることができるのだろうか。最近、「ワールドカップ名称論議沸騰」の波が起きるとともに、生じている疑問である。
  問題は先月初め、日本ワールドカップ組織委員会が、入場券に印刷する大会名称として、国の名前を「韓国・日本」ではなく、「日本・韓国」の順で表記するとし、国際サッカー連盟(FIFA)に承認を要請、韓国側に了解を求めたことで始まった。もちろん、FIFAと韓国ワールドカップ組織委員会は、「そのようなことはできない」と釘を打ち、それ以降、両者は平行線をたどってきた。FIFAは少し前、「韓国・日本の順序を守ることができないのなら、国家名を名称から除外する」ということを提案したが、日本側は考えを変えていない。

  両国の組織委員会の対立は、サッカーファンと一般国民にまで広がっている。インターネットユーザーは、インターネット空間で日本の方針を猛烈に非難している。1日には、「3.1運動」を連想させるかのように、9つの市民団体がソウルのタップコル(旧パゴダ)公園に集まり、日本の態度を糾弾した。予想すらできなかったことが、ワールドカップ開幕まで1年4ヵ月も残っていないこの時点で、起こっているのだ。

  2002ワールドカップ公式名称の問題は、この時点で議論や是非の対象になるものではない。1996年11月7日、スイスのチューリッヒにあるFIFA本部で開かれた韓・日の代表団とFIFA関係者による「ワールドカップ実務会議」を反芻してみると、その理由は明らかだ。

  ワールドカップの華は決勝戦だ。本戦に進出した32ヵ国が1ヵ月にわたって繰り広げる64試合のクライマックスが、そこにあるためだ。そのためFIFAはチューリッヒ会議で、日本で決勝戦を行う代わり、韓国には開幕式とFIFA定期総会開催権を与え、大会公式名称では「韓国」を「日本」の前に表記するという結論を出した。その過程では迂余曲折も多かった。特に大会名称をめぐって、韓国・日本の代表団は、1時間以上の舌戦を繰り広げなければならなかった。

  その後、ジェフ・ブラッターFIFA会長は、昨年4月のFIFA内の2002ワールドカップ組織委員会会議で、大会公式名称を「2002FIFAワールドカップ韓国・日本」ということで再確認、その内容は昨年6月、FIFAの商標権(TM)によって、両国のワールドカップ組織委員会に通報された。

  それでは、これまでの事情を誰よりもよく知っている日本組織委員会が、何故名称の「変更」を主張しているのか。どんな言語を使用しても「韓国・日本」という順序を守るべきだというFIFAの原則に、敢えて顔を背ける理由は何か。一部では、日本の国民感情のためではないかという。しかし、そのような点では、韓国側こそ、日本に比べて身動きの幅がはるかに狭い。国民感情とは、韓国と日本の間に色濃く残っている歴史の沈殿物と関係がないはずはなく、韓国国民は、悔しくも被害者であるという意識をぬぐい去れずにいるのだ。

  2002ワールドカップ大会の成功は、共同開催国である韓国と日本の理解と協調が必須だ。 互いに緊密に協力する分野は、およそ180個にも達するとのこと。しかし、日本側の最近の態度は、共同開催のためのパートナーシップとはあまりにもかけ離れている。ワールドカップ共同開催決定後、しばらくヨーロッパのマスコミが提起していた「韓国・日本両国の非協調問題」が現実化するのではないかという憂慮まで出てきている。両国間の協調体制が崩壊すれば、ワールドカップ準備過程の過当競争とそれにともなう途方もない浪費は、目に見えて明らかな事実だ。

  日本組織委員会が自国の論理から抜け出し、FIFAと韓国・日本の間で合意した事項を尊重することが、「2002ワールドカップ成功」へと向かう第一歩であるということを、強調したい。

クォン・ムンハン/スポーツレジャー部長
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