Re: ニュース記事(つづき>本文1)
投稿者: sharghi82 投稿日時: 2009/06/25 09:52 投稿番号: [3451 / 3876]
さっき張れなかったのでこちらに張ります。モンタゼリ師以外にもいるようだといったのはこの記事を読んでです。長いので2つに分けますね。
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Inquiry and Analysis Series No 526 Jun/21/2009
イランの大衆抗議デモは市民革命か
A・サヴィヨン*
2009年6月12日の大統領選挙に続いて、イランで抗議デモが発生した。次は本件にかかわる分析である(本稿はイランの選挙に関する報告の第4部である)。
目下進行中の大衆抗議デモは、これまでのところ三つの大きい特徴を有する。
1抗議デモは、デモ参加者の支持する指導者達が指示しているわけではない※1。
2 抗議デモは、上級の聖職者に後押しされていない。
3 抗議デモは選挙の不正問題に焦点を合わせたものであり、現体制に挑戦するようなイデオロギー上の積極的提示をおこなっているわけではない。
しかしながら、いくつかの変化が現在起きつつある※2。
1)イランの市民社会は―主に若者、学生及び女性―抵抗をやめず、弱腰の指導者達即ち、元首相ムサビ(Mir Hossein Mousavi)、カロウビ(Mehdi Karroubi)そしてこの2人を支持するハタミとラフサンジャニに対し、先頭に立って大衆抗議をリードせよと要求している。ムサビとカロウビは(ハタミに後押しされて)重い腰をあげつつあり、デモで殺された犠牲者との連帯の意志表示として、喪服姿での平和的デモを呼びかけた(この形の抗議デモは、イラン国民の集団的記憶をよみがえらせるものであり、国民に対して強力なインパクトを持つ)※3。
2 )ムサビは、今回初めて宗教界の一部から支持をうけている。ザンジャニ師(Ayatollah Asadollah Bayat Zanjani)は、自分のウェブサイトに「法にそむく者に対して決然として立上る時がきた。彼等は、利己心から法と人民大多の意志を無視する輩である」と書いた。更に、自分は政権の針路について何年も前から警告してきた。ホメイニの生き方と哲学から益々遠ざかるばかりで、イスラム共和国をイスラム政権に変質させようとしている(共和制の性格をはぎとっているの意)と付記している※4。
サネイ師(Ayatollah Yousef Sanei)は、政権批判で知られるが、同じようにムサビ支持を表明した。もっとも、彼のために祈ると言っただけで、自分(サネイ)は孤立し自分に耳を貸す者は誰もいない、と説明している※5。
3 )抗議は、イデオロギー上の積極的なメッセージを帯びるようになってきた。複数の報告によると、ここ数日抗議デモ参加者が7ケ条のマニフェストを配布している。これまでのところ、誰がつくったのか不明であるが、このマニフェストは、(1)特にハメネイとアフマディネジャドを弾劾し、(2)委員会が設立され憲法の見直しがおこなわれる迄モンタゼリ師(Ayatollh Ali Hossein Montazeri)を暫定最高指導者に任命し、(3)ムサビをイランの大統領として承認し、(4)新しい内閣を組閣し、(5)政治犯を全員直ちに釈放し、(6)公然非公然の抑圧機関をすべて解体せよ、と要求している※6。
ここで指摘しておかなければならないが、抗議者(特に若者、女性、学生)が体制のチェンジを求めているのに対し、抗議運動の指導者達(ムサビ、カロウビ、ラフサンジャニ、ハタミ)は、既存体制の枠組を保持したいと考えている。彼等はイスラム革命の参加者であり、それを築いた者であるからだ。これまでこの指導者達は、最高指導者ハメネイ打倒など誰も要求していない。彼等が要求しているのは、選挙のやり直し、国民に対する抑圧策の中止、過去数日間に捕まった拘置者の釈放である※7。
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Inquiry and Analysis Series No 526 Jun/21/2009
イランの大衆抗議デモは市民革命か
A・サヴィヨン*
2009年6月12日の大統領選挙に続いて、イランで抗議デモが発生した。次は本件にかかわる分析である(本稿はイランの選挙に関する報告の第4部である)。
目下進行中の大衆抗議デモは、これまでのところ三つの大きい特徴を有する。
1抗議デモは、デモ参加者の支持する指導者達が指示しているわけではない※1。
2 抗議デモは、上級の聖職者に後押しされていない。
3 抗議デモは選挙の不正問題に焦点を合わせたものであり、現体制に挑戦するようなイデオロギー上の積極的提示をおこなっているわけではない。
しかしながら、いくつかの変化が現在起きつつある※2。
1)イランの市民社会は―主に若者、学生及び女性―抵抗をやめず、弱腰の指導者達即ち、元首相ムサビ(Mir Hossein Mousavi)、カロウビ(Mehdi Karroubi)そしてこの2人を支持するハタミとラフサンジャニに対し、先頭に立って大衆抗議をリードせよと要求している。ムサビとカロウビは(ハタミに後押しされて)重い腰をあげつつあり、デモで殺された犠牲者との連帯の意志表示として、喪服姿での平和的デモを呼びかけた(この形の抗議デモは、イラン国民の集団的記憶をよみがえらせるものであり、国民に対して強力なインパクトを持つ)※3。
2 )ムサビは、今回初めて宗教界の一部から支持をうけている。ザンジャニ師(Ayatollah Asadollah Bayat Zanjani)は、自分のウェブサイトに「法にそむく者に対して決然として立上る時がきた。彼等は、利己心から法と人民大多の意志を無視する輩である」と書いた。更に、自分は政権の針路について何年も前から警告してきた。ホメイニの生き方と哲学から益々遠ざかるばかりで、イスラム共和国をイスラム政権に変質させようとしている(共和制の性格をはぎとっているの意)と付記している※4。
サネイ師(Ayatollah Yousef Sanei)は、政権批判で知られるが、同じようにムサビ支持を表明した。もっとも、彼のために祈ると言っただけで、自分(サネイ)は孤立し自分に耳を貸す者は誰もいない、と説明している※5。
3 )抗議は、イデオロギー上の積極的なメッセージを帯びるようになってきた。複数の報告によると、ここ数日抗議デモ参加者が7ケ条のマニフェストを配布している。これまでのところ、誰がつくったのか不明であるが、このマニフェストは、(1)特にハメネイとアフマディネジャドを弾劾し、(2)委員会が設立され憲法の見直しがおこなわれる迄モンタゼリ師(Ayatollh Ali Hossein Montazeri)を暫定最高指導者に任命し、(3)ムサビをイランの大統領として承認し、(4)新しい内閣を組閣し、(5)政治犯を全員直ちに釈放し、(6)公然非公然の抑圧機関をすべて解体せよ、と要求している※6。
ここで指摘しておかなければならないが、抗議者(特に若者、女性、学生)が体制のチェンジを求めているのに対し、抗議運動の指導者達(ムサビ、カロウビ、ラフサンジャニ、ハタミ)は、既存体制の枠組を保持したいと考えている。彼等はイスラム革命の参加者であり、それを築いた者であるからだ。これまでこの指導者達は、最高指導者ハメネイ打倒など誰も要求していない。彼等が要求しているのは、選挙のやり直し、国民に対する抑圧策の中止、過去数日間に捕まった拘置者の釈放である※7。
これは メッセージ 3450 (sharghi82 さん)への返信です.