夢の国「イラン」についていろいろ教えて

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「イランという国で」

投稿者: yanyan_wai_4abc 投稿日時: 2007/12/13 20:19 投稿番号: [2990 / 3876]
ご存知のイランという国で、のブログですが、感情として
どうしても紹介したいと思った内容がありましたので、
勝手ながら貼り付けます。

ーーーーー
被災者支援

(略)
また、日本でニュースになったかどうかは分かりませんが、今年5月にペルシア湾で発生したサイクロンにより、オマーンとイランが大きな被害を受けました。
  イランでは、パキスタン国境に近い海岸の町チャーバハール、ティース、内陸部のイーラーンシャフルが大きな被害を受けました。これまで台風被害などとは無縁だった地域がサイクロンに巻き込まれたのですから大変です。
  家は壊れ、道路は寸断され、浸水被害で家財道具はめちゃくちゃ。

  彼は被災地へすぐに駆けつけ、どのような援助が必要なのかを調査しました。

  ペルシア湾岸には盲目あるいは目に障害を持つ人が他の地域に比べると多く見られます。そうした人が、歩き慣れた家を壊され、町を破壊され、動きが取れなくなってしまっているのだそうです。
  また、世話をしてくれていた家族を失ったり、けがをしたり、あるいは瓦礫の撤去やその他後始末で忙しくしていたりで、そうした人たち、特に高齢者の場合はテントの中でじっとしていることしかできません。楽な姿勢でいられるようにと、身体と足を縛ってうずくまっている人もいたとかで、彼は非常にショックを受けたそうです。

  このサイクロンのニュースはイラン国内でもそれほど大きな扱いをされなかったため、私は彼から話を聞くまで、バルーチェスターンでそれほど大きな被害を受けた地域があったとは知らずにいました。

  5月の話なので、今はもう復興が始まっているのだろうと思ったら、そうでもないとのこと。国からの支援は少なく、彼ら自身は貧しく、被災して更に持っていたものをほとんど失ってしまったのだから、復興どころではないのだそうです。国はスィースターン・バルーチェスターン州にそれほど関心はなく、また最貧州と呼ばれるスィースターン・バルーチェスターン州は割り当てられる予算も少ないので、州独自で支援を行うこともままならないというのが現状なのだとか。

  障害を持っていた人、災害によって障害を負ってしまった人の苦労は並大抵のことではないと思います。健康でさえあれば、何とか仕事を見つけ、家を建て直すこともできるかもしれませんが、それがままならないのですから。

  国際的に注目を集めたバムの地震でも、支援は被災者個人にはあまり届いていません。
  あれだけの義援金が一体どこへ消えてしまったの?と政府には聞いてみたいくらいです。

  例えば、私の知人に、バムの被災者、特に落ちてきた瓦礫で脊椎を損傷し、身体が動かなくなってしまった人たちのために車いすを送る活動をしている人たちがいます。車いすで動くことができれば、人の手を借りることも少なくなるし、何かしらの仕事をすることができる可能性が出てくるからだそうです。
  しかし、こうした活動も、イランのNGOが主体であって、イラン国内外からの義援金で一つ一つ車いすを購入し、それを必要とする人に届けています。福祉局からも車いすの貸与・供与はあるのだそうですが、形が古く、大きく、重いため、移動に不便なのだそうです。
  イランの道路・歩道は大変にでこぼこです。車いすで移動するにはかなり不便があります。また、車社会なので、市内のちょっとした移動や長距離移動など、ほとんどが自動車・バスに頼らざるを得ません。ところが、福祉局からの車いすは折りたたみができないので、自動車やバスに積み込むことができません。また、ちょっとした段差や階段があったときに手助けを頼もうにも、重い車いすでは頼みにくいし、頼まれた方も嫌がることがあるとのこと。
  もう一つ大きな問題は、身体に合っていない古い車いすだと、自分で身体を動かすことが難しい下半身不随の人は床ずれができやすく、そこから感染症を引き起こす可能性があることだそうです。その結果、外出などができなくなると、生活が暗くなり、生きることに希望が持てなくなってしまうことが問題だといいます。
  そのため、折りたたみができ、身体に合った車いすを送るための活動を行っているのだそうです。
  この折りたたみができる車いすは、250〜300ドルほどでかなりいいものが購入できるのだそうです。
  この金額を聞くと、どうしてイラン政府がそんな古い車いすしか与えないのか非常に不思議でなりません。各国からの義援金や、高騰する原油による収入はどこへ消えているのでしょうか。

【続く】

http://sarasaya.exblog.jp/
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