Re: 大統領になりたかった男
投稿者: fyojizzzz 投稿日時: 2007/12/01 00:14 投稿番号: [2974 / 3876]
自己レスですが(毎度のことですね)、見ました。
イランの選挙というと、毎回、定員の何十倍、何百倍の立候補者が名乗りを上げる(その内のかなりの人が護憲評議会の資格審査でふるい落とされるのですが)という印象があるのですが、このドキュメントの主人公(ミール・ガンバール)もそういった大勢の立候補者の1人、無名で、ほとんど当選見込みのない1人だなと思いながらフィルムを見ていると、イランの選挙というものがごく身近なものに感じられました。
当選することが選挙運動の目的だとすれば、ミール老人の孤独な戦い(といっても、実は1人だけ、熱心な協力者がいるのですが)はほとんどドンキホーテと同じ。
しかし、フィルムが進むにつれて、選挙に立候補し、投票をお願いする彼の様子からは、滑稽さを通り越して、そうすることが神に与えられた自らの使命であり、それを全うしようとする、全力投球のきまじめさが伝わってきました。そこには打算も妥協もつけいる余地がないように思えました。
ちなみに、ミール氏、25年間も大学入試に挑戦し続け、ようやく成功、当時は大学で社会科学と社会計画を専攻する老学生でもあったとか。
それから、このフィルムを見る限り、イランの選挙運動や人々の態度が、ごく普通というか、まともだなあ、と感じました。(イラン映画「一票のラブレター」とはかなりちがっていました。地域差かもしれませんが。)
これは メッセージ 2973 (fyojizzzz さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834682/l4a4n9qa1va5a4a5ia5sa1wa4ka4da4a4a4fa4a4a4ma4a4a4m65a4a8a4f_1/2974.html