【ラディカル紙】【2007.01.23】
投稿者: secular2004jp 投稿日時: 2007/03/29 23:10 投稿番号: [4247 / 4578]
http://www.neo-pro.jp/makoto/shinbun/honbun/00165.html
1月22日のラディカル紙よりネシェ・デュゼル氏のコラム。デュゼル氏は、1月19日に暗殺されたアルメニア系ジャーナリスト“フラント・ディンク氏”へ、過去3年の間にインタビューしたものを編集して伝えています。
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誠実で勇気に満ちた一人の人物が殺された。アルメニア人問題が、これほどまでにデリケートな、敵意に溢れた議題となっている国で、彼はこの問題に対して、過去の記憶を忘れないまま、しかし、そこへ復讐の感情を持ち込まずに取り組んだ人間だった。彼は歴史上の出来事を、ひたすら良心によって見つめることが出来る人間だった。
おそらくこの為、彼が殺害されたことは、この社会で全ての人の心を打つ悲しみに転じたのである。フラントがアルメニア問題へのアプローチに見せたヒューマンな視点は、その全ての発言から感じ取ることができた。
私が試みたインタビューでも、常にヒューマニズムが強調されていた。生まれ育った社会と大地に対する愛着は、如何なるものからも影響を受けないことを説き明かしながら、現実から逃げようとはしなかった。
彼の如く誠実で底意のない人物にも我慢がならなかったということは、今我々に等しく恥辱と悲しみをもたらしている。
如何なる人物が殺されてしまったのかを、我々がより深く理解する為に、この3年間で彼に試みたインタビューの中から一部を編集してお伝えしたいと思う。この殺害事件に感じた悲しみを減ずるものなど何処にもない。この死は我々とともに生きるのである。
これは メッセージ 4190 (secular2004jp さん)への返信です.
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