異端作家アリ・サレム氏、大いに語る(3)
投稿者: kokunan_jerusalem678 投稿日時: 2006/07/21 21:39 投稿番号: [340 / 2525]
●イスラエルとの平和は、我々の宗教を無政府状態から保護した
アブドルラティフ:「あなたは排斥され、遠ざけられていると感じるか」
アリ・サレム:「『排斥されている』というのは強力な言葉だ。私は信念の代価を支払っている。(しかし)もし人々が私を拒絶するならば、私の本を買ったりはしないだろう。私は現在70歳だ。私がエジプト人の夢と希望を表現していると信じることは、自己欺瞞ではない。また、イスラエルとの平和が我々の宗教を無政府状態から保護したと確信している。湾岸の発展ブームは、エジプトとイスラエルの和平がなかったら実現しなかったろう。これは誇張ではない。イスラエルとの和平批判は(単に)腐敗を隠す覆いであり、エジプトの変化と発展に反対する者たちの覆いである。なぜなら、イスラルとの正常な関係は必然的に、エジプト人の間の正常な関係の樹立を伴うからだ」
アブドルラティフ:「あなたはイスラエル人の善意を信じるのか」
アリ・サレム:「相手はギャングではない。政府である。政治において肝心なのは(善意などの)意向(や意志)ではなく、合意事項である」
アブドルラティフ:「しかし、彼らは合意事項を守らない」
アリ・サレム:「そうしたことは起きていない。エジプト・イスラエル和平条約に関しイスラエルが違反した条項が一つでもあったら、それを示してほしい。あなたの話は、まさに過激派が我々を恐怖の虜にし続けるために広めていることだ。1930年代に遡る一連の不幸な出来事は看過しなければならない。今や私の唯一の気がかりは、この地域の完全な破壊を(許さず)この地域での生活を可能にすることだ。また、過激主義が全ての人々の安全を(脅かしている)と理解することだ」
アブドルラティフ:「あなたは、多数の人々が自分の側についていないことで、自信を失ってはいないか」
アリ・サレム:「創造的な作家に自信を与えているのは多数の人々(の支援)ではない。(実際)多数の人々の支援はしばしば(芸術家の作品の)すばらしさではなく、その欠陥の証明となる。真実は一人の個人が保有する。その後、彼が正しいことを人々は見出す。あなたの質問で、ある政治家(の逸話)を思い出した。この政治家はスピーチを行って人々の賞賛を受けると、側近の一人に尋ねた。『私はどこで間違えたのだろうか』と。(エジプト作家組合の)多数が私の除名を決めた際、私は『私の本を買う人々は多数の人々とは見なされないのか』と尋ねた。これだけで私には十分だ。私には他に何も必要ではない。私は平和条約を要求しているのではないーーサダトが(既に)調印したではないか」
アブドルラティフ:「このごろ劇場に通ってますか」
アリ・サレム:「私には劇場に通うことが耐えられない。なぜなら、道化芝居をコメディーと誤解している人々がいるからだ」
オサマ・ビンラーディンは自分のテープを検閲なしに配付しているーーしかし、私は発表する前に18もの許可を得ねばならない
アブドルラティフ:「あなたの企画の初のオーディオ・テープは、どうなっていますか」
アリ・サレム:「さて、この企画は、私の作品をフォローしているエジプト人に私の作品をもたらそうというものだ。今日、テープのための市場がーーとりわけ文字の読めない人々の間でーー存在していることを忘れてはいけない。オサマ・ビンラーディンとアイマン・ザワヒリはこの媒体を使って自分たちの見解と考えを宣伝している。しかし、彼らと私の間には違いがある。彼らは自分たち(の声明)を録音すると、そのテープを直ちにーー検閲なしに配付している。これに対し、私はまず18もの(異なった)許可を得なければならない・・・」
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▲「シオンの議定書」がドラマ化されたことで電波振りでは記憶に新しいエジプト。異なった意見で異端扱いされるのはエジプトに限らずであるが(日本も絶対同じだろう)、知識人が率先して敲いているのはやはり重症の現象。しかし、庶民はというと氏の著作である「イスラエルへの自動車旅行」が識字率が50%前後のエジプトで6万部も売れたというのだから関心の高さがうかがえる。また、氏の戯曲発表に18もの検閲があることは驚きであるが、ビン・ラーディンの映像が検閲なしに垂れ流されることも普段の電波振りから考えて、全く不思議ではないがやはり驚きである。
アブドルラティフ:「あなたは排斥され、遠ざけられていると感じるか」
アリ・サレム:「『排斥されている』というのは強力な言葉だ。私は信念の代価を支払っている。(しかし)もし人々が私を拒絶するならば、私の本を買ったりはしないだろう。私は現在70歳だ。私がエジプト人の夢と希望を表現していると信じることは、自己欺瞞ではない。また、イスラエルとの平和が我々の宗教を無政府状態から保護したと確信している。湾岸の発展ブームは、エジプトとイスラエルの和平がなかったら実現しなかったろう。これは誇張ではない。イスラエルとの和平批判は(単に)腐敗を隠す覆いであり、エジプトの変化と発展に反対する者たちの覆いである。なぜなら、イスラルとの正常な関係は必然的に、エジプト人の間の正常な関係の樹立を伴うからだ」
アブドルラティフ:「あなたはイスラエル人の善意を信じるのか」
アリ・サレム:「相手はギャングではない。政府である。政治において肝心なのは(善意などの)意向(や意志)ではなく、合意事項である」
アブドルラティフ:「しかし、彼らは合意事項を守らない」
アリ・サレム:「そうしたことは起きていない。エジプト・イスラエル和平条約に関しイスラエルが違反した条項が一つでもあったら、それを示してほしい。あなたの話は、まさに過激派が我々を恐怖の虜にし続けるために広めていることだ。1930年代に遡る一連の不幸な出来事は看過しなければならない。今や私の唯一の気がかりは、この地域の完全な破壊を(許さず)この地域での生活を可能にすることだ。また、過激主義が全ての人々の安全を(脅かしている)と理解することだ」
アブドルラティフ:「あなたは、多数の人々が自分の側についていないことで、自信を失ってはいないか」
アリ・サレム:「創造的な作家に自信を与えているのは多数の人々(の支援)ではない。(実際)多数の人々の支援はしばしば(芸術家の作品の)すばらしさではなく、その欠陥の証明となる。真実は一人の個人が保有する。その後、彼が正しいことを人々は見出す。あなたの質問で、ある政治家(の逸話)を思い出した。この政治家はスピーチを行って人々の賞賛を受けると、側近の一人に尋ねた。『私はどこで間違えたのだろうか』と。(エジプト作家組合の)多数が私の除名を決めた際、私は『私の本を買う人々は多数の人々とは見なされないのか』と尋ねた。これだけで私には十分だ。私には他に何も必要ではない。私は平和条約を要求しているのではないーーサダトが(既に)調印したではないか」
アブドルラティフ:「このごろ劇場に通ってますか」
アリ・サレム:「私には劇場に通うことが耐えられない。なぜなら、道化芝居をコメディーと誤解している人々がいるからだ」
オサマ・ビンラーディンは自分のテープを検閲なしに配付しているーーしかし、私は発表する前に18もの許可を得ねばならない
アブドルラティフ:「あなたの企画の初のオーディオ・テープは、どうなっていますか」
アリ・サレム:「さて、この企画は、私の作品をフォローしているエジプト人に私の作品をもたらそうというものだ。今日、テープのための市場がーーとりわけ文字の読めない人々の間でーー存在していることを忘れてはいけない。オサマ・ビンラーディンとアイマン・ザワヒリはこの媒体を使って自分たちの見解と考えを宣伝している。しかし、彼らと私の間には違いがある。彼らは自分たち(の声明)を録音すると、そのテープを直ちにーー検閲なしに配付している。これに対し、私はまず18もの(異なった)許可を得なければならない・・・」
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▲「シオンの議定書」がドラマ化されたことで電波振りでは記憶に新しいエジプト。異なった意見で異端扱いされるのはエジプトに限らずであるが(日本も絶対同じだろう)、知識人が率先して敲いているのはやはり重症の現象。しかし、庶民はというと氏の著作である「イスラエルへの自動車旅行」が識字率が50%前後のエジプトで6万部も売れたというのだから関心の高さがうかがえる。また、氏の戯曲発表に18もの検閲があることは驚きであるが、ビン・ラーディンの映像が検閲なしに垂れ流されることも普段の電波振りから考えて、全く不思議ではないがやはり驚きである。
これは メッセージ 339 (kokunan_jerusalem678 さん)への返信です.
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