ずらすびーちぇ
投稿者: taoi_seach 投稿日時: 2002/09/24 05:33 投稿番号: [1036 / 2453]
なるほど、f3nasaさんはロシア語をやるのですね。
Zeev Schiff氏は著名な軍事評論家だから、私とてケチをつける気はあんまりないのですが、私の知ってる限りのシリア(と属国レバノン)とアル・カイダの関係を最近の出来事で考えるとちょっと「?」だったので。。。アイン・エル・ヘルワは確かにパレスチナ治安部隊(ファタハ派)が管理していて、シリア軍も(手下のレバノン軍も)(表向きは)入れない場所なのですが、狭いところに何十年も馴染みの難民が住んでいる場所なので、「アフガンから逃げて来たアルカイダが100人規模の拠点をシリアが作るのを認めた」のなら、住民から通報(ニュースを売る)、ということが十分あると思ったわけです。この8月にはレバノン軍特殊部隊がキャンプ付近で銃撃戦の末3人殺されているのですよね。これはテレビで報道されたので中東在の人は知っていると思います。
アルカイダ分子掃討作戦はこの地区ではもう3年前の話で、「Dinnieh Uprising」としてこれは知られていますが、この残党がパレスチナ難民キャンプにいる少数いることは事実で、くだんの銃撃戦もレバノン側の「残党引渡し要求」が引き金とされてます。これはその数日後、引渡しを認めようとするファタハの治安部隊と対立するセクトの銃撃戦に発展してます。こういうニュースを追っているとどうも「アラブは一枚岩で過激派」的な見方がなかなか飲み込めないわけでした。
Dinnieh Uprisingについては:
http://www.meib.org/articles/0001_l1.htmが面白いです。反シリアのレバノン団体の記事ですが、当時は「シリアがイスラム過激派の存在を過大に宣伝している」とまで言われてたわけです。
まあ「頑張れイスラエル」でアラブのことこんなに書いてなんだ、と言われるかもしれないけど、建国の立役者の一人、ゴルダ・メイヤーはヨルダンとの当初からの共存を意図して第一次中東戦争の直前に変装してまで当時の国王に会いに行ったわけだし。最初の(双方の)ボタンのかけ間違いを直すためにも、アラブ内でのダイナミズムを知るのは悪いことではないでしょう。
これは メッセージ 1035 (f3nasa さん)への返信です.
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