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メキシコ湾の原油流出の真実(続き)

投稿者: rossy3_57 投稿日時: 2010/06/17 21:36 投稿番号: [4101 / 10174]
メキシコ湾の石油流出は「何年も」続く Tamekiyo.comより
Gulf Oil Spill ‘Could Go Years’ If Not Dealt With
F・ウィリアム・イングドール By F. William Engdahl (http://engdahl.oilgeopolitics.net/)

2010年6月10日

オバマ政権とBP社(British Petroleum)上層部は、世界最悪の石油災害を止めるためではなく、生態系への破滅的な影響を隠すのに必死である。知見の豊富な研究者によると、BPの掘削は石油流動経路の1つに命中しており、何らかの抜本的な手段(現在行っているものとは遥かに次元の違う手段)がとられない限り、漏出は長期間続く可能性がある。

Vladimir Kutcherov教授(スウェーデンの王立工科大学:Royal Institute of Technology、ロシアの石油ガス国立大学)は、最近の考察で、米国のメキシコ湾岸に拡大している石油流出は、「何年も延々と続く可能性がある」と予測している。[1]

Kutcherovは石油の非生物・深層起源理論の専門家であるが、「BPが穴をあけた部分は、我々が「流動(移動)経路」と呼んでいるもので、地球の深層部で生成された炭化水素が地殻へと移動する道筋(深い断層)である。そこにはサウジアラビアのガワール油田のように岩の中に炭化水素が蓄積されている」と述べている。[2] 世界で最も産出量の豊富なガワール油田は、過去70年近く、毎日何百万バレルも産出しており、尽きる気配もない。石油非生物起源論によると、世界中の巨大な石油・ガス貯蔵地点と同様に、ガワール油田も「流動経路」に位置しており、石油の豊富なメキシコ湾も同じである。

2010年1月のハイチ震災の時にも書いた([3]アメリカ世界覇権を揺るがしかねない運命のハイチ)が、ハイチには、近隣のキューバと同様に、巨大な炭化水素資源が存在する可能性が確認されている。(少なくとも今回四月のディープホライズンの事故までは)メキシコ湾全域は地球上で最も石油・ガス資源を豊富に抽出可能な地域だとKutcherovは推定している。

Kutcherovは、「私見では、BPの首脳部は、油井から噴出する石油の規模にパニックに陥ったように思える」とも言っている。「現時点で非常に不可解なのは、どうして彼らは一つの方法を試しては失敗し、また次の方法をして失敗、また次の方法を試すということを時間をかけて繰り返しているのかだ。災害の規模を考えると、考えうるあらゆる手段を(たとえ10の方法であったとしても)一気に同時実行して望みをかけるべきだ。さもなくば、すでに表面に出ている規模から想定しても、この油田は何年も噴出を続ける可能性がある」[4]

また、「漏出の規模がどれぐらいかを推測することは困難だ。客観的な情報は無い」と強調している。だが、最近BPがメキシコ湾で「大」発見したタイバー油田(深さ約6マイル)の情報を考慮に入れると、日量10万バレル以上のスピードで石油が流出しているのではないかと言っているカリフォルニア大学海洋科学研究所のIra Leiferの見解にKutcherov教授も同意している。[5]

石油会社は、採算性がとれる範囲での石油採取はピークに達している(達しつつある)と主張しているが、明らかにこの規模の石油噴出は、その「石油ピーク」神話の信用を崩すことにもなる。ここ数年、この神話は、元石油業者でブッシュの副大統領だったディック・チェイニーと親しい人々が宣伝してきた。大手石油会社は、この神話を利用し、ありもしない石油枯渇の危機を煽って、不当に高い石油価格を設定できている。
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