MUSHIMARU_9さんへの回答(BODとCOD)
投稿者: urara888jp 投稿日時: 2001/12/12 16:49 投稿番号: [88 / 2229]
BODとCOD…
両方とも水中の有機性汚濁を計る代表的指標として用いられています。ともに水中の有機物を酸化分解したとき消費される酸素量です。
BODは「生物化学的酸素要求量」
CODは「化学的酸素要求量」
で酸化分解する材料として微生物を使うか科学物質を使うかの違いです。
ではなぜご指摘のとおり「河川はBOD指標であるのに、湖沼や海はCOD指標」なのでしょうか?
川は流下時間が短く、滞留が殆ど無いため、生活廃水など微生物によって酸化分解されやすい有機物を「汚濁」の対象とするのに対し、湖沼や海は水の滞留時間が長く、「浮遊藻類」など、BOD法では酸化分解されにくい有機物も対象とする必要があるためです。
BOD法はコストが安く、「今までの川の有機性汚濁の原因が人の排出物が主であった」ために計測ポイントの多い河川で長年用いられてきたのだと思います。
しかし本来は、河川であっても河口堰などの人工的滞留箇所ではCODによる評価も取り入れなければならないのでしょうね。(長良川河口堰などではこの辺が問題になっているようです。)
これは メッセージ 87 (MUSHIMARU_9 さん)への返信です.
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