川が絶滅寸前です!

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『自然保護』の仮面をかぶった開発推進派

投稿者: kagaku_to_gijutsu 投稿日時: 2008/08/02 09:24 投稿番号: [2107 / 2229]
  融通の利かないqtr3yyさんには困りますね(^^;

  qtr3yyさんは開発推進しているつもりはないのでしょう。
  しかし、行政は業界のお仕事確保に気を使っていますが、それでもやっぱり国民、住民の意向を気にしています。
  コンクリート護岸に対する批判が高まると、それへの対案として「近自然工法・多自然工法」を官民共同で開発しました。
  するとそれが標準工法の一つになって、生態学を何も知らない町の土建屋が一斉に施工することになります。
  立派な環境保全利権です。

http://www.pu-toyama.ac.jp/ES/senryaku/senryaku05/kyosei0503.html

「(抜粋)
  百瀬川の再改修であるが,魚道を設置していることや,床固工を多段にして魚が遡上しやすいような構造にしていることなどから,目的の中に魚の生息環境の改善(回復?)があったことは確実である.しかしながら,魚道に水が流れていない(写真5.3.4)ことから,少なくとも,適切な維持管理を怠っていることが指摘できる.さらに,河岸の形状が直線もしくは滑らかな形状の曲線で,岸を練り石積み(石をコンクリートで固定しながら組んでいく工種)で固定していること,河道の幅がほとんど均一であることなど,自然の河川の形状や構造と大きくかけ離れた状態となっている.河川の自然性は,河床が洗掘されたり土砂が堆積することによって瀬や淵,局部的なエグレなどが形成されること,すなわち撹乱によるダイナミックな変動にその本質がある(太田・高橋 1999).この観点から百瀬川の工事の評価を試みれば,自然の河川の持つ機能や構造が保持されているとはいいがたく,自然環境の保全や回復を指向したとはいえ,結果的に満足なものになっていない.

高橋川の場合は,工事に先だって生物や環境の調査を行なっていたり河道の幅に変化をつけたりと,自然環境の要素に対する配慮がなされている.しかし,上で述べた自然河川の機能と構造に照らしてみると,やはりここも自然河川のそれに十分に近いとはいいがたい.この川の整備方針に総合公園との一体的整備や安心して遊べる水辺空間がうたわれているように,公園的な利用や(主に)子供が安全に遊べるような水辺空間づくりが目的の中に入っている.すなわち,完全に自然の状態を目標としてはおらず,安全な水辺空間と適度に自然的な環境の双方を狙った改修であったと判断できる.

  河川事業や砂防事業など,従来河川で土木工事を行なってきたセクションの構成員は土木工学の技術者であり,河川の生物や生態学を学んだ専門家は基本的に含まれていない.例外的に生物や生態学に詳しい土木技術者はいても,制度として土木工事の計画立案の過程で生態学の専門家が責任を持って議論に加わることは担保されていない.環境保全や自然回復の流れが起こり,理念がうたわれてはいるものの,実態がそれに追いついていないのが現状であろう.」
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