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気づいてください、勘違いではありません!

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/01/19 22:41 投稿番号: [186 / 2229]
  こんにちは。
  以前、私がかかわったダム問題のお話をします。

  それは30数年も前に持ち上がった計画でしたが、当初は高度経済成長の将来を見て、工業用水への利水目的としてそのダム計画が持ち上がりました。
  しかし、その後数十年経って、すっかりその周りの情勢が変わってしまい、その目的が完全に失われてしまいました。
  当然ダムの必要性がなくなったのですが、今度は「治水のため」にそのダムを造ると言い出したのです。
  何も知らないそこの地域住民は、鵜呑みにするばかりでした。
  実はこのダム、周辺地域よりも高い水位にまで水を溜めることになるので、返って洪水時にはその周りの堤防が決壊する危険性があったのです。
  つまり、治水を考えるのであればこのダムはまったく無意味で、それよりも堤防の強化が出てくるのが筋でした。
  この事業は、その後談合があったことも発覚しましたが、建設省(現在、国土交通省)とその天下り先(建設業界)、およびそれらからの政治献金を期待している政治家(族議員)等が三位一帯となっていましたので、建設反対派に対して激しい切り崩しが行われて強行されました。
  大体こういう大型公共事業を受け入れた地元自治体には、その土産に「親水公園」などを造るのが彼ら(建設推進側)の常套手段です。
  何も知らない人は、歓迎するばかりです。

  ここから言えることは、彼らの目的は「利水」や「治水」ではなく、その計画当初の『ダムそのものを造ること』なのです。

  〜よって、無駄な公共事業が生まれるのです。

  そして、それができあがった後は、その無駄を証明するように、治水目的のはずだったにもかかわらず水を溜めてその建設費用をまかなうため無理矢理水を使わせようとしましたが行き場が無く、結局その分通常の水道料金の大幅値上げで地域住民に負担させています。

  こんなナンセンスな仕組みができあがるのも、政治が腐っているからなのです。

  この図式は、あえて具体名を挙げなくても、身近な公共事業とだぶらせても見えてくることでしょう。

  結局、こうしたことから自然環境が次々に壊され、引き替えに立派(?)なものが出来てしまうのです。

  ですから、小泉内閣の『構造改革』には、特殊法人改革も含まれていますのでいいきっかけになっていると思います。
  国土交通省の河川局のバックには、水資源開発公団がありますからね。
  これも早く潰してほしいものです。

  でも一言。
  もちろん、公共事業のすべてが無駄なわけではありません。
  無駄な公共事業が生まれる過程を説明しただけです。

  ああ、ちょっと飛ばしすぎたかな。
  ここには、その建設側の人もいますので、きつい展開になってしまいました。
  でも、悪しからず。
  私の率直な意見なのです。
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