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総合治水

投稿者: qtr3yy 投稿日時: 2004/08/15 23:37 投稿番号: [1618 / 2229]
いらっしゃいせ。

この土砂崩れも含めて、もう一度「総合治水」について考えてみる。
国の考える総合治水は次のようなものです。
http://www.pref.gifu.jp/s11652/kairyoukakari/kairyou/sougoutisui.htm

総合という割には、溢れる中下流域にしか目が行っていないのはいかにも官僚的です。しかも、相変わらずコンクリートによる工法で満足しているようで、これでは自然環境への配慮が改善されてないようです。
総合治水なら、治山から考え、自然環境も含めてバランスよく見るべきでしょう。

山の土砂崩れを最小限に抑えるには、前にもここで話題になってその方向性が見えたように、植物によるその土壌の保持能力が一番で、杭としての役目だけでなく表層、中層も含め根が密に張る事によって全体的に保持を強くすることです。

そのためには杉や檜の植林に見られるような単相化した人工林は仰るような土砂災害を誘発していることは過去の例でも裏付けてますので、このような斜面の植生は相応しくありません。
自然環境にも逆行しています。
猿や熊が人里近くに現れ、危害を及ぼすようになった一因にもなってます。

つまり、今回の「総合」治水と考えた場合の治山では、単にその機能面だけでなく、自然環境とも調和していなくてはならないのです。
ここがこれまでのわが国の治水(治山を含む)対策でもっとも欠落していた点で、総合をつけても変わってないところです。

その地域の植生を考え、原生林を尊重し、野生動物についても配慮をし、人への土砂災害を防止するため、そのようなところを特定しての治山対策は混交林で自然へのインパクトをできるだけ小さくすることです。

総合治水での治山は、このように(バランスよく)見ていくべきでしょう。

今回は治山いついてでしたが、この点でココをご覧の皆さんはどうでしょうか。

次回は治水の面で見てみようと思います。
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