重いテーマですね。
投稿者: tide56jp 投稿日時: 2003/08/15 22:15 投稿番号: [1102 / 2229]
確かに、西表のような特殊な自然資産を抱える地域での特殊性を考慮しない訳にはいかないでしょうね。
つまり、此の訴訟は、西表ものであって、一般論には出来ないだろうと考えます。或いは、それぞれのケースについて、それぞれの判断がなされるべきなのでしょう。
然し、それにしても、常にトレードオフされるのは、その地域の住民の生活です。
好んで危険地帯に住み着いたのではありません。
有る者は父祖伝来の土地を守り、有る者はなけなしの積み立てを費やして僅かばかりの土地を手に入れ、終の棲家を築いて、ささやかな生活の場を求めました。
日本が世界のどんな地域とも違うのは、脆くて崩れやすい急峻な脊梁山脈を抱えて、そこに、乾燥地帯では信じられないような大量の降雨が一気に起きる自然環境にあることです。
治山治水が成句として成立する自然が常に変わらず有ります。
今回水害に遭われたどんな地域の誰もが変わらず、砂防ダムや、堅固な堤防や、洪水を調節するダムの建設を望むに違い有りません。例え3面張りの川であろうと、そのことによって子々孫々生活の安全がかなうなら、それを望まぬはずはありません。
金のかかる景観重視工法を取るか、コストの安い、工法で、より多くの地域の施工を優先するか。簡単に決められる問題ではありません。
川を溢れさせる工法、冗談じゃありません。日本の水害に対する無知としか云いようがありません。
日本の水害の多くは、土石流災害であり、いったん溢れた川が及ぼす被害は、あらゆるものを破壊し尽くします。
川には、川によって運ばれる大量の土砂を安全に流下させるという重大な責務があります。それが日本の川です。
これは メッセージ 1090 (hiro2232001 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834578/c0na4acc0dlgc0a3a0a4ga49a1aa_1/1102.html