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続き

投稿者: akuroaenoto 投稿日時: 2008/04/13 02:50 投稿番号: [25 / 77]
  エノト(エ)「師匠!」

  アテロトア(ア)「おや?エノトさん、こんな遅くにどうしたんですか?」

  エ「いや、やっとあの赤い石が手から離れたので、戻ってきたんです!」

  ア「ああ、そうでしたね」

  エ「で、師匠!ちょっと気になることがあるので、質問させてもらってもいいですか?」

  ア「なんですか?その質問というのは」

  エ「師匠、あの赤い石は、師匠の背中についてましたよね?」

  ア「ええ。ついてましたね」

  エ「師匠、それを『手に持ちました』よね」

  ア「ええ。持ちましたね」

  エ「師匠、それを『手から離しました』よね」

  ア「はい、確か、後ろに向かって放り投げた気がします」

  エ「あの時、どうして何も起こらなかったんですか?」

  ア「…そういえば、何も起こりませんでしたね」

  エ「それに、なんであのとき、―「それは拾わないように。触ると『いろいろな者』が現れますから」―…と言ったんですか?」

  ア「……???」

  エ「…分かってたんですか?」

  レイ(レ)「おそらく、アテロトアの能力が知らずとして『それ』を阻止したんだろう」

  ア「レイじゃありませんか」

  エ「レイさん!」

  レ「たまにそいつといると、なにかとてつもない力を感じる事がある。……その力というは、こいつが2年前に修行から帰ってきたときに、初めて感じた」

  ア「……」

  レ「あの石には、大量の邪気が含んでいた。エノトがアテロトアに言われたその『いろいろな者』というは、石に宿った意識が、具現化したものなんだと考えている。あの時、三人の巫女じゃないとあの石の邪気を消す事なんて困難に近かった。ハク一人では、逆にやられてしまうところだった」

  エ「……そうなんだ…」

  レ「あの儀式でも、巫女たちは結構な体力をつかったようだぞ。なんせ、5時間にもおよぶ儀式なんて初めてだからな。いや、二回目か?いずれにしても、かなりの力をもった石だった」

  エ「…あれ?師匠に渡してもなんにもならないということは、最初から師匠に渡していればいいだけの話じゃない?」

  レ「それもそうかもしれんが……」

  ア「別にいいじゃありませんか。もう済んだことですし」

  エ「…そうですね」

  レ「……オレはそれを言いに来ただけだ。もう帰らせてもらうぞ」

  エ「あ、おやすみなさ〜い。また来てくださいね!」

  ア「お土産もよろしくお願いしますよ」

  レ「……」

  ア「では、私たちもそろそろ寝ましょうか」

  エ「そうですね〜。じゃ、お休みなさい、師匠」

  ア「はい、お休みなさい」

  エ「……」

  ア「…」

  エ「…」

  エ(…レイさんが言っていた事ってなんだろう?師匠の能力?……巫女でもきついものを師匠は後ろに放り投げる程度で……一体何者なんだろう?)





    終わり(?)
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