自然の恵み利用の持続可能な社会実現

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温暖化よりも資源問題

投稿者: sustainabilitian 投稿日時: 2010/02/23 22:46 投稿番号: [3 / 67]
いろんな本からの情報をまとめると、利用可能なエネルギー源は、

1.太陽光を直接エネルギーとして使う:「水力・風力・波力・地熱・太陽熱温水器・太陽光発電」などがこれに当たります。

2.太陽光エネルギーを短期的に使う:「木材などの植物」つまり、「バイオマス」と呼ばれるエネルギー源がそれですが、バイオエタノールのように農業とバッティングしてしまうことが重要な問題です。

いわゆる、再生可能性エネルギーと言われるのは、以上の二項目で、新聞紙を燃やしてエネルギーを取り出すことも、その範囲では再生可能性資源です。

これに対して、

3.過去の太陽エネルギー:過去の太陽光を蓄積した有機物を掘り出して利用する、石油や石炭などの化石燃料。

4.ウランなどの鉱物の核エネルギーを利用するもの。

3には資源の枯渇と温暖化という問題があり、4には資源の枯渇と核廃棄物という問題があるため、3と4の利用を抑制しつつ、なるべく1と2とで賄えるようにするのが持続可能社会の要諦になります。

この辺は、芝浦工大の武田邦彦さんが一連の著作でしつこく書いていて、要は、「遺産」である3と4の使用を抑えて、なるべく「月給」である1と2とで暮らしていく、その道筋を考えることが必要です。

たとえば、新聞紙は集められて再生紙になりますが、元は木材から作られ、製紙のエネルギーも木材に依っているため、バイオマスの塊である紙を、消費者の元に分散したものを人手をかけて分別して自動車で集め、化石燃料を費やして溶かして漂泊して割高な再生紙にするのですから、これは明らかに資源の無駄遣いです。

これが無駄遣いと言われない背景には、紙を無駄遣いすることで利益を上げる商売の人々が、批判をかわす為に再生するから無駄にはならないという論理を流布しているという事情があります。

そのため、社会としては、再生可能性資源であれ、化石燃料であれ、なるべく有効に効率よく徹底的に使うことが必要になります。

武田さんは、石油を生焚きする自動車での消費を一番の無駄と考え、石油をペットボトルに変えて利用し、材料は使用により劣化するので再利用や再生するのではなく、下位の使用方法にシフトし、最後に材料として利用できなくなったときに焼却してエネルギーを取り出すという考えを示しています。

ですから、新聞紙も材料として有効利用した後に燃やして発電するのが良いのですが、その前に新聞に使われた紙は、紙として有効に使われたかも考える必要があります。

新聞の一日分の字数は文庫本一冊と同じ程度だそうなので、文庫本ほどの内容があるのか、実は広告ばかりでチラシと変わりないんじゃないか、いや本当はチラシだけ配ってくれた方が「必要な情報」は得られやすいんじゃないか、というような疑問がわいてくると思います。

その疑問に対する答えは、少なくとも新聞には載っていません。
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