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腹びれイルカの研究報告

投稿者: r13812 投稿日時: 2012/11/12 18:14 投稿番号: [59820 / 62227]
http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043366871.html

11月12日   14時08分
太地町のくじらの博物館で開かれた水族館についての研究発表会で、6年前からくじらの博物館で育てられている腹部にヒレのある「腹ビレイルカ」についての研究報告が地元では、初めて行われ、東京海洋大学の研究グループが「腹部のヒレの中には骨格が確認され、陸上で生活していたころの後ろ足の名残りと考えられる」という発表を行いました。
太地町では、6年前の平成18年に町の沖合で通常のイルカにはない腹部に左右1対のヒレのあるイルカが捕獲され「はるか」と名付けられ、地元のくじらの博物館の水槽で育てられています。
「はるか」についての共同研究が4年半前から始まり、各地の大学などの研究者が内部の構造などの研究を進められていますが、10日は、初めて、その研究発表が行われました。
研究グループの代表をつとめる東京海洋大学の加藤秀弘教授は、2年前に超音波やX線を使ってはるかの腹部のヒレの内部構造を調べた結果について研究発表を行いました。
加藤教授は「20センチほどの腹ビレの中には、普通のイルカの胸びれに似た構造の10個ほどの骨が骨格を形成しているのが確認された」と述べました。
そして「腹部のひれを動かせることは確認されているが泳ぐ際に方向転換を行うために使われる胸ビレのような機能は果たしていないことがわかった。このためイルカが陸上で生活していたころの後ろ足の名残であったと考えられる」と、これまでの研究成果について述べました。
研究発表を聞いたくじらの博物館の飼育員の富田史明さんは「世界に1頭しかいないイルカを飼育できて幸せです。これまでわからなかったイルカの進化について研究がさらに進んでいくよう期待しています」と話していました。
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