鯨を殺してフィッシュミール
投稿者: aguatibiapy 投稿日時: 2005/02/17 02:24 投稿番号: [5855 / 62227]
「鯨を殺すとその食べる筈であった魚を人間が食べられる」と言うのが鯨食害論だと思う。
さて例えば目障りな北太平洋のミンクを1万頭殺戮し、その餌であるイワシなどを横取りしたと仮定しよう。
若し殺したぶんだけの鯨の餌が確実に漁獲増につながるとすれば、その数量は毎年20万トン乃至50万トン程度になるだろう。
しかしその鯨の餌は数量は魚だけではなくオキアミなども含んでいる。
魚が半分とすると10万乃至30万トンが魚だ。
面倒なので約20万トンとしてみよう。
漁業の場合、混獲などで20%程度のロスがあるという。
そこでこの数字は18万トンに減る。
さてこれがフィッシュミールに加工されて養殖魚の餌になったとする。
この場合養殖魚の増体は飼料の1/8程度だと言う。だとするとこの餌で生産できる養殖魚は2万トン程度だ。
現在の環境では不可能と思えるほどの、10000頭間引きの荒療治をやったとして、その効果は日本の海面養殖魚の生産の1/10程度の2万トンほどのハマチの生産に過ぎないという訳だ。
しかもこの計算の仮定は、鯨の減少が計算上100%漁業の生産増加に繋がるとしてのものだ。
この考え方そのものに重大な疑問を呈する学者は多い。
それでは鯨が可哀相だ。
それなら鯨など殺さず2万トンのイワシなどをハマチなどの養殖魚の替わりに直接消費すれば好いだけのことだ。
ここでも日本人の無意味な贅沢が見て取れる。
これは メッセージ 5842 (monnkuii5gou さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834578/a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa_1/5855.html