第1回「鯨の海構想」検討委員会(その1)
投稿者: r13812 投稿日時: 2012/04/05 21:26 投稿番号: [57810 / 62227]
2012年4月5日(木)
第1回 鯨の海構想検討委員会 議事録概要(その1)
http://park.geocities.yahoo.co.jp/gl/mikumanoseikeijuku/view/20120405
開催日 平成22年6月2日 9:00〜11:30 於:太地町公民館大会議室
座長 和田一郎(太地町水産専門委員 全漁連政策企画アドバイザー)
本構想の方向性について各委員の自由な意見をお聞きしたい。
委員 大隅清二(くじらの博物館名誉館長 日本鯨類研究所顧問)
鯨の町太地で鯨を飼育する。特に、イルカではなく世界にも飼育の例がない髭鯨を飼育する夢がある。あくまでも、イルカに限らない鯨をメインターゲットとしたい。そして、そこには学術性を持たせ、既存の博物館での座学的なものと森浦湾での体験学習的なものを組み合わせた“鯨学”を学生等に提供できる場になるといい。
また、もう一つのキーワードとして、“海のサファリパーク”がある。将来的には、鯨の家畜化のスタートラインになるような施設でありたい。
委員 渋谷正信(渋谷潜水工業代表取締役)
東京都御蔵島のイルカ体験ツァー創出の際にお手伝いをした。それまで、御蔵島には全く観光業という産業自体がなかったし、地元の人たちもイルカの価値に気付いていなかった。その後、民宿の増加等観光経済波及効果も出ている。
外洋の自然のイルカを対象にしたドルフィンスイムで、参加者は0歳〜99歳と幅広い世代にわたり、心身の障害にも大いに効果がある。
御蔵島は東京から遠く、1週間船に乗って研究者等から話を聞きながら体験するというメニューもあり、多くの場合、リピーターになる。
太地町の場合、捕鯨の問題もあり、国民への説明、理解、共感というステップが重要になるだろう。太地町を視察した感じでは、地元の人々が地域を愛しているということが伝わってくる。実は、外の人にとっては、そのことが一番の集客魅力につながる。
委員 谷脇幹雄(和歌山県水産局長)
和歌山県の地域振興上の重点施策として、①世界遺産、②ほんまもん体験(日本一のメニュー数と自負しており、多くの場合、Iターン者が関わることが多い)、③修学旅行の積極的誘致(漁家民泊等)がある。
これらのコンセプトのツールとして、「紀州語り部」制度や、国の「子ども農村漁村交流プロジェクト」の内容や制度を確認することを勧める。
これらの取り組みが持続的な地域振興に結びつくためには、ボランティアではなく労働に対する一定の対価を考慮することが重要である。
委員 川崎盛一((株)全旅代表取締役 池田孝昭代理 全旅 企画部長)
「地旅(じたび)」をテーマに、旅行の企画・営業をやっている。
素朴な疑問として、①鯨は飼えるのか?②鯨は安全なのか?③鯨交流・体験に関する緊急時のリスクマネジメント(旅行業法上のチェック)は形成可能なのか?といった点がある。
継続運営のためには、町の財政規模の中での初期投資額とランニングコストを見極める必要がある。
運営経費を健全化するためには、集客ターゲットや範囲設定も重要である。
既存のハード面からすると、ホテルやドライブイン、都会では当たり前になっているドラックストア、コンビニ等の利便施設の不足が気になる。
委員 中本康雄(近畿日本ツーリスト(株)和歌山支店長)
近年の観光コンセプトは「着地型観光」であり、修学旅行等の場合、提供できるメニューの内容や量がしっかりしていれば企画商品になる。
問題は、多くの人員を受け入れることになるため宿泊施設不足になるだろうが、この点は、勝浦との連携があり得る。
委員 北村豪(JTB西日本和歌山支店長)
太地町の場合、コンセプトは「鯨」という点でしっかりしている。従って、今までにない観光地になり得る可能性はある。
問題は祝初施設不足(民間宿泊施設は1軒のみ)であり、今後、①民泊、②勝浦との連携(体験交流や食事は太地で宿泊は勝浦という役割分担)を検討する必要がある。
その他、情報プロモーション不足が気になる。アナログで言えば、駅前に、町内の情報提供施設がないなどといった点である。
委員 水谷洋一(太地町漁業協同組合長)
森浦湾は、地元にとっては「日常の風景」であり、どう活用していけばよいのかがよくわからないのが正直なところである。
漁業者としては、トンネルから太地市街地側が漁業(捕鯨)利用、森浦湾側が観光利用かなという漠然とした感じがあり、アドバイスが欲しい。
敬称略
作成者 美熊野政経塾 : 2012年4月5日(木) 11:03
第1回 鯨の海構想検討委員会 議事録概要(その1)
http://park.geocities.yahoo.co.jp/gl/mikumanoseikeijuku/view/20120405
開催日 平成22年6月2日 9:00〜11:30 於:太地町公民館大会議室
座長 和田一郎(太地町水産専門委員 全漁連政策企画アドバイザー)
本構想の方向性について各委員の自由な意見をお聞きしたい。
委員 大隅清二(くじらの博物館名誉館長 日本鯨類研究所顧問)
鯨の町太地で鯨を飼育する。特に、イルカではなく世界にも飼育の例がない髭鯨を飼育する夢がある。あくまでも、イルカに限らない鯨をメインターゲットとしたい。そして、そこには学術性を持たせ、既存の博物館での座学的なものと森浦湾での体験学習的なものを組み合わせた“鯨学”を学生等に提供できる場になるといい。
また、もう一つのキーワードとして、“海のサファリパーク”がある。将来的には、鯨の家畜化のスタートラインになるような施設でありたい。
委員 渋谷正信(渋谷潜水工業代表取締役)
東京都御蔵島のイルカ体験ツァー創出の際にお手伝いをした。それまで、御蔵島には全く観光業という産業自体がなかったし、地元の人たちもイルカの価値に気付いていなかった。その後、民宿の増加等観光経済波及効果も出ている。
外洋の自然のイルカを対象にしたドルフィンスイムで、参加者は0歳〜99歳と幅広い世代にわたり、心身の障害にも大いに効果がある。
御蔵島は東京から遠く、1週間船に乗って研究者等から話を聞きながら体験するというメニューもあり、多くの場合、リピーターになる。
太地町の場合、捕鯨の問題もあり、国民への説明、理解、共感というステップが重要になるだろう。太地町を視察した感じでは、地元の人々が地域を愛しているということが伝わってくる。実は、外の人にとっては、そのことが一番の集客魅力につながる。
委員 谷脇幹雄(和歌山県水産局長)
和歌山県の地域振興上の重点施策として、①世界遺産、②ほんまもん体験(日本一のメニュー数と自負しており、多くの場合、Iターン者が関わることが多い)、③修学旅行の積極的誘致(漁家民泊等)がある。
これらのコンセプトのツールとして、「紀州語り部」制度や、国の「子ども農村漁村交流プロジェクト」の内容や制度を確認することを勧める。
これらの取り組みが持続的な地域振興に結びつくためには、ボランティアではなく労働に対する一定の対価を考慮することが重要である。
委員 川崎盛一((株)全旅代表取締役 池田孝昭代理 全旅 企画部長)
「地旅(じたび)」をテーマに、旅行の企画・営業をやっている。
素朴な疑問として、①鯨は飼えるのか?②鯨は安全なのか?③鯨交流・体験に関する緊急時のリスクマネジメント(旅行業法上のチェック)は形成可能なのか?といった点がある。
継続運営のためには、町の財政規模の中での初期投資額とランニングコストを見極める必要がある。
運営経費を健全化するためには、集客ターゲットや範囲設定も重要である。
既存のハード面からすると、ホテルやドライブイン、都会では当たり前になっているドラックストア、コンビニ等の利便施設の不足が気になる。
委員 中本康雄(近畿日本ツーリスト(株)和歌山支店長)
近年の観光コンセプトは「着地型観光」であり、修学旅行等の場合、提供できるメニューの内容や量がしっかりしていれば企画商品になる。
問題は、多くの人員を受け入れることになるため宿泊施設不足になるだろうが、この点は、勝浦との連携があり得る。
委員 北村豪(JTB西日本和歌山支店長)
太地町の場合、コンセプトは「鯨」という点でしっかりしている。従って、今までにない観光地になり得る可能性はある。
問題は祝初施設不足(民間宿泊施設は1軒のみ)であり、今後、①民泊、②勝浦との連携(体験交流や食事は太地で宿泊は勝浦という役割分担)を検討する必要がある。
その他、情報プロモーション不足が気になる。アナログで言えば、駅前に、町内の情報提供施設がないなどといった点である。
委員 水谷洋一(太地町漁業協同組合長)
森浦湾は、地元にとっては「日常の風景」であり、どう活用していけばよいのかがよくわからないのが正直なところである。
漁業者としては、トンネルから太地市街地側が漁業(捕鯨)利用、森浦湾側が観光利用かなという漠然とした感じがあり、アドバイスが欲しい。
敬称略
作成者 美熊野政経塾 : 2012年4月5日(木) 11:03
これは メッセージ 57697 (r13*12 さん)への返信です.
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