RMPの運用に調査捕鯨のデータは不要
投稿者: r13812 投稿日時: 2011/06/24 20:48 投稿番号: [54585 / 62227]
調査捕鯨は商業捕鯨再開に資するか
(従来)
・ 調査捕鯨の経緯
- 1970年代、IWCでの捕獲枠削減を受けて「救済策」として浮上
(1976年7月6日付の外務省作成文書(情報公開請求により開示)。真田康弘「捕鯨問題の国際政治史」、石井編著・前掲書、第2章。)
- 長い調査期間・多くの捕獲が必要な研究計画を策定
- 研究計画を事前にIWC科学委に提出するものの、実質的には国際規制なし
・ 科学研究としての評価
- RMPによる捕獲枠算定には、調査捕鯨のデータは必要ない
- 掲げた研究目的を達成できていない(ex.自然死亡率)
- 従来の研究成果を十分解析しないまま新たな調査を開始etc.
⇒国際的に「説得力ある科学研究」にはなっていない
・ IWCのRMS交渉では、調査捕鯨に国際規制をかけないとする日本の主張は妥協を阻害してきた要因の一つ。
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改定管理方式(RMP)
・ 1992年、IWC科学委員会が全会一致で勧告。IWCでも1994年に正式採択。
・ 入手可能なデータ(目視調査の結果と従来の捕獲数の記録)のみを用いて、資源の絶滅リスクの深刻な上昇を招かず、かつ、長期的な捕獲数ができるだけ多くなるような安定的な捕獲枠を算定する
・ 現実の資源動態を再現しようとするのではなく、管理目的をよりよく達成するような、不確実性に対して頑健な管理方式
→RMPの運用に調査捕鯨のデータは不要
これは メッセージ 54584 (r13812 さん)への返信です.
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