起こりそうもないことが起こる確率
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/03/16 01:00 投稿番号: [52902 / 62227]
>確率論的推定で事実認定をするなんてのは、ベイズ推定が普及してる
>理性的な先進国では常識なんだけど、いまだに代数的単純決定論
>じゃなきゃダメだという知性は、21.1世紀の青少年教育に悪影響を
>あたえます、てなことを日本のダメ司法被害者、村上正邦せんせい
>のようなメンタリティーの方に説明しなきゃいけないんだけど、
>どうしたもんかねえ。
ここのところ、もうすこし丁寧に説明しなきゃいけないと思っていたのだけれど、
わかりやすい実例が出てきました。
日本の海岸地帯の原発安全性について、どうやら地震による障害の確率と、
津波による障害の確率をバラバラに評価して、それぞれが一定数値以下
だったらオッケー、安全ということにしていたようですね。
地震と津波が相次いで襲来したときの障害確率上昇という、複合効果を
確率論モデルできちんと評価していなかったようです。
これ、「代数的単純決定論」のいちばんプリミティブな例だな。
法学的形式主義もこれと同じ思考パターンになってる場合が多いです。
日本の電力業界の安全性評価確率論モデルを私が自分で調べたわけでは
ないのだけれど、ドイツ公営放送ZDFでコメントしていた電力業界よりの
原子力工学者の発言で、そのように推察しました。
原発業界というのは推進派学者たちの国際交流が非常に盛んな業界だから、
外国の学者の洞察というのはかなり鋭いです。
ちなみにZDFでは土曜日の段階から福島第一原子力発電所3号機がプルトニウム
を加えたMOX燃料と呼ばれる燃料棒を使用していて、毒性、危険性が特に
高いということを指摘していました(MOX燃料方式を和製英語でプルサーマル方式
と言います。わざわざ一般性のない用語を使うと、国内外のコミュニケーションに支障が出ます)。
日本の公営放送、大手マスコミではプルサーマル/MOXの特別の危険性には
触れないようにしているようですね。
この点に触れてしまうと、佐藤栄佐久元福島県知事のようにひどい目にあう
ということをみんな知っているのかな?
これは メッセージ 51396 (aplzsia さん)への返信です.
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