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Re: イワシなどの小型魚が激増

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/02/28 01:01 投稿番号: [52464 / 62227]
>海藻の異常な増加を招き、この藻が海を広範囲で覆う可能性もあるとしている

この海藻というの、訳語としては正確なのですが、一般の日常日本語理解だと
海草のような、立派な植物の形としてイメージできるようなものを思い浮かべるから
誤解を生じやすいですね。

原文読むと植物性プランクトンの「ブルーム」となってます。
イワシ類の餌となる小型甲殻類等、動物性プランクトンの餌となる、小さな「藻」なのですね。

いずれにしてもクリステンセンがダニエル・ポーリーやカール・ウォルタースとともに
開発してここで使っているエコパス・エコシムという海洋生態系モデルはこの
分野では世界的に定評のあるコンピュータソフトウェアで、日本の水研、鯨研の
人たちも「鯨食害論」を証明しようとして利用しています。

ただし2000年前後には岡村寛氏が、このまま日本近海のミンククジラが増え続けると
鯖が絶滅するとか、2002−3年ごろ、サンマが不良の年には鯨が多いとサンマが減るらしい
という森・バターワース論文とか、とにかく日本では水産政策の失敗を鯨のせいにする
エコパス・エコシムの使い方が続出しているので、国際的に話題になっているモデルソフトです。

コンピュータソフトウェが優秀でも、使う人間が腹黒ければ出鱈目に、あるいは
好きなように結果が出せるという問題ね。

もちろん開発者だから、クリステンセンがソフトを正しく、かつ誠実に使っている
という保証はないですがね。

ただ、エコパス・エコシムの場合、かつてのLinux開発共同体のような、非営利の
国際共同開発・利用共同体ができているので、インチキやるとすぐバレます。
かつての岡村寛さんや森光代さんやダグラス・バターワースさんみたいに。

こういうことはやっぱり開発者はあまりやらないな。
ちなみに、カール・ウォルタースという開発者はかつてカナダの海洋水産省に
所属していた水産学者で、現在日本鯨類研究所の顧問をしおいでのダン・グッドマン
という人(元カナダ海洋水産省審議官)に弾圧されていた人です。
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