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Re: 過去2回のラウンドとは調査手法も変

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/02/25 08:34 投稿番号: [52415 / 62227]
>この話題って、前にもやった記憶があります。

私が以前ここで見た議論だと、いつものように水産庁、鯨研擁護派の方々が、
IWC科学委員会報告中の日本側の主張要約をあたかも科学委員会の総意のように
喧伝するような内容だったですね。

2週目と3週目で調査法を変えたら結果が違うのは当たり前だ、というふうなことを
おっしゃっていた某旧国立大学教授の発言を見かけたことがありますが、
そういうことを言うのは現在標準的であるような統計モデルを理解していない人です。

http://www.iwcoffice.org/sci_com/workshops/SHMworkshop.htm
ここにあるIWC提出論文が概要でも理解できれば、調査法の違いをそれぞれのバイアス補正
という形で平準化していることがわかるはずなのですが...

いずれにしても、前回も今回も問題にしているIWC/SOWERの南極周回調査だけ
ではなく、これとは調査法の違う日本の調査捕鯨結果とかつての商業捕鯨時代の
データをバイアス補正して統合したもので推定値を出した、森、バターワース、パステネ論文でも、
特にオーストラリア西半分―>インド洋系群(Iストック)で明瞭な減少の継続が見られる
のは大問題です。

SCD06J14.pdfという論文の28-29頁、Figure 4a、Figure 4bのいちばん左側の
列のグラフをご覧ください。
1歳以上のトータル個体群サイズが、さまざまな仮定のもとでも一貫して減り続けて
いるのがわかります。

もちろんこれも、非常に議論のある統計手法の結果なので、これらがそのまま事実である
とは言えないのですが、日本側からこういう結果を出しているということは留意
すべきでしょう。

いずれにしても鯨研が南極(クロ)ミンククジラの捕獲枠850頭という数値を、761,000頭
という1980年代南極全周の総頭数を分母にして、その0.11%にしかならない
と主張しているのは、日本国民に誤解を与えて対外的に恥をかかせる行為だ
ということぐらいは気がついておいたほうがよいですね。
http://www.icrwhale.org/pdf/09-A-1.pdf

今では外国のジャーナリストも鯨類の捕獲、人為的死亡に対する管理政策のベースは鯨種、鯨族全体ではなく、系群単位でやるのだということはたいてい知ってる
わけで、南極全周の「クロミンククジラ」総数を分母にした議論なんてのは
人を馬鹿にした態度だと思われてもしょうがないでしょう。

「ムース(56%)、オオカンガルー(17%)、アカカンガルー(18%)及びクロカンガルー(13%)と比較しても、2桁以上低いレベルです」にいたっては最悪です。

増殖率の違う動物の捕獲可能比率を比べて、こっちのほうが低いなんて、国民を愚弄する
ディベート手法です。

もうこれだけで、税金からの補助をすぐに撤回する十分な理由になるでしょうねえ。
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