Re: プーチン首相の鯨バイオプシー採集2+
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2011/02/19 20:44 投稿番号: [52156 / 62227]
サハリンエナジーには三井、三菱も出資していて、国内のガス、電力業界は
すでにサハリンからの液化天然ガス供給を受けているのだから、まんざらよその
国の出来事というわけでもないでしょう。
捕鯨だろうが産業活動によるコレテラル被害であろうが、野生生物を毀損しながら
利益を得るという基本構造は同じなわけで、1990年代末にコククジラへの配慮から
投資額が約二倍になり、その後も受益企業が研究費を負担しているという、
資本主義なら当然のことをやっているサハリンの事例が、日本のウルトラ
ナショナリズムの風潮から見ると異様に見えるというのは、どういうことなんでしょうねえ。
コククジラ猟というのは、ロシア側チュクチ半島の原住民にとっては文化的
伝統でもあるのですがね。カリフォルニアのほうから回遊してくる東部北太平洋
コククジラは今でもロシアチュクチ族と米国マカーインディアンによる原住民生存捕鯨
の対象です。
回遊調査を含めた事前の非致死研究で、捕鯨時代以前の水準に近い原状回復が
かなりの精度で立証されましたからね。
日本で鯨類の資源調査というと、殺して調べるのが主流という、昔の常識にとらわれて
いる人たちが圧倒的に多いのが特徴のようですね。
理論的には1980年代の和田&沼地遺伝子分析とか、1990年代中ごろからの千葉工大「観太くん」とか、
国際的にもトップクラスのすぐれた研究があるのだけれど、「金が入らなきゃ意味がない」派
に押し切られてしまっているようですね。
これは メッセージ 52154 (aplzsia さん)への返信です.
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