島の娘会議レポート(3)
投稿者: r13812 投稿日時: 2010/12/15 19:52 投稿番号: [50617 / 62227]
赤松友成さんは、生き物の出す音、聞こえる音の専門家。ヨウスコウカワイルカが
まだいるのかどうか、みたいな調査ではお名前を必ず見かける方です。
インドからお帰りになったばかりとのことでしたから、ガンジスカワイルカの調査かもしれません。
お題は「クジラ・イルカの声を聞いてみよう」で、これはもう赤松さんの独壇場。
いろいろなクジラの声を聴かせてくれたり、1Khzからだんだんに高い音を出して、
どこまで聞こえるかテストをしたり。
12Khzで脱落者が出てくると「年齢によってはこのへんから…」と人を凹ましてくれる。
会場には18Khzまで手を上げた人がいたようです。今日、会場に来てた大学2年生の女の
子に尋ねたら「18Mhzまでいきました」とケロリ。おぬしだったか(_ _;)。
今回面白かったのは、地中海で行われているニュートリノの観測システムが、
クジラの音声も拾っているお話し。日本では地下深くに水を貯めたカミオカンデなわけですが、
「だったら海でもいいじゃん」という発想でやっているらしい。
で、数千個の光検出器を海中に配置して、その位置関係を正確に把握するために
中マイクを設置したら、マッコウの声が拾えてることがわかり、クジラの観察にも使えると
いう事になったと。あんな閉鎖海域にマッコウがいるんだなあ。
この応用で言えば、世界中を走り回ってる船に水中マイクを付けたら、
クジラの生態がもっとわかってくるヨという話しでした。
もう一つ面白かったのは、イルカの声の出し方と音の拾い方を研究した結果として、
彼らが餌を探すメカニズムを応用した「精度の高い魚探」を現在古野電気と共同開発中と
のことでした。従来型だとカタマリでしかわからなかったものが、一匹一匹識別できる
くらいになるらしい。
魚の種類、大きさ、泳いでる方向、などがかなりわかるようです。
こんなのを商品化したときに、漁師は資源を温存するような取り方をしてくれるだろうか?
と、ふと思いました。そこから先は科学技術ではなくて、行政だったり社会だったりしますね。
赤松さんは、充実したホームページをお作りです。ぜひ→
http://cse.fra.affrc.go.jp/akamatsu/at/homepage.html
生き物の研究者ってフィールドが決まってる印象があるのですが、赤松さんは音をテコに、
あちこち出没している印象が面白いです。
余談ですが、シンポの仕込みを担当していた知人によれば、
「ずいぶん多くの人がドレスコードを聞いてきたわ」とのこと。
私はてっきり赤松さんがいつものカジュアルな出で立ちで登場するのと思い込んでいたので、
背広姿を見て…
ここまで第一部「科学におけるクジラをめぐる新しい物語」でした。
お昼を挟んで、午後1時半から第二部「社会におけるクジラをめぐる新しい物語」です。
http://twitter.com/shimanomusume
まだいるのかどうか、みたいな調査ではお名前を必ず見かける方です。
インドからお帰りになったばかりとのことでしたから、ガンジスカワイルカの調査かもしれません。
お題は「クジラ・イルカの声を聞いてみよう」で、これはもう赤松さんの独壇場。
いろいろなクジラの声を聴かせてくれたり、1Khzからだんだんに高い音を出して、
どこまで聞こえるかテストをしたり。
12Khzで脱落者が出てくると「年齢によってはこのへんから…」と人を凹ましてくれる。
会場には18Khzまで手を上げた人がいたようです。今日、会場に来てた大学2年生の女の
子に尋ねたら「18Mhzまでいきました」とケロリ。おぬしだったか(_ _;)。
今回面白かったのは、地中海で行われているニュートリノの観測システムが、
クジラの音声も拾っているお話し。日本では地下深くに水を貯めたカミオカンデなわけですが、
「だったら海でもいいじゃん」という発想でやっているらしい。
で、数千個の光検出器を海中に配置して、その位置関係を正確に把握するために
中マイクを設置したら、マッコウの声が拾えてることがわかり、クジラの観察にも使えると
いう事になったと。あんな閉鎖海域にマッコウがいるんだなあ。
この応用で言えば、世界中を走り回ってる船に水中マイクを付けたら、
クジラの生態がもっとわかってくるヨという話しでした。
もう一つ面白かったのは、イルカの声の出し方と音の拾い方を研究した結果として、
彼らが餌を探すメカニズムを応用した「精度の高い魚探」を現在古野電気と共同開発中と
のことでした。従来型だとカタマリでしかわからなかったものが、一匹一匹識別できる
くらいになるらしい。
魚の種類、大きさ、泳いでる方向、などがかなりわかるようです。
こんなのを商品化したときに、漁師は資源を温存するような取り方をしてくれるだろうか?
と、ふと思いました。そこから先は科学技術ではなくて、行政だったり社会だったりしますね。
赤松さんは、充実したホームページをお作りです。ぜひ→
http://cse.fra.affrc.go.jp/akamatsu/at/homepage.html
生き物の研究者ってフィールドが決まってる印象があるのですが、赤松さんは音をテコに、
あちこち出没している印象が面白いです。
余談ですが、シンポの仕込みを担当していた知人によれば、
「ずいぶん多くの人がドレスコードを聞いてきたわ」とのこと。
私はてっきり赤松さんがいつものカジュアルな出で立ちで登場するのと思い込んでいたので、
背広姿を見て…
ここまで第一部「科学におけるクジラをめぐる新しい物語」でした。
お昼を挟んで、午後1時半から第二部「社会におけるクジラをめぐる新しい物語」です。
http://twitter.com/shimanomusume
これは メッセージ 50616 (r13812 さん)への返信です.
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