Re: aplzsiaさんの考えはナチス的ですね
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/09/07 18:32 投稿番号: [47471 / 62227]
またすごいタイトルを考えついたものですねw
捕鯨推進軽薄ディベーターの中には、ナチスがアウトバーンを作って
1929年の世界大恐慌から脱出することに成功したのは偉業だ
とか、ナチスの良い面を評価しようという人たちと同じ思考パターンを
持つ人も多いのだから、レッテル貼りはもう少し注意深くやりましょう。
(アウトーバーン計画はナチスが政権をとるるずっと前からありましたけど
とりあえずこれは関係ないな。)
>ユダヤ人は人間社会の発展とは関係ないから殺しても良い。
>家畜は自然から切り離されているから殺しても良い。
ダーウィンの価値中立的進化論を人間中心主義の価値観系統樹に
改竄したイエナ大学教授エルンスト・ヘッケル自身は、ユダヤ人の
社会貢献を高く評価していて、むしろドイツ人とユダヤ人は混交
すべきだと言ってましたね。
ナチスがユダヤ人を殺しても良いと言ったのは(最終処理であって
「殺す」ではないというのが日本右翼の主張のようですが)
「人間社会の発展とは関係ないから」ですか?
そうじゃないですね。
こういうふうに、「悪者」である第三者の主張を歪曲しておいて、
さらにその主張を「論敵」のまったく別の主張に結びつけて攻撃する
というのは、テレビの論争番組でよく見かけるパターンですが、
テレビに出てギャラをもらうためにはもっとうまくやらなきゃ
だめです。
>「動物と人間では差をもうけよう」というロジックを打ち立てない限り、
>人間が家畜の所有をすることは「悪」になるはずです。
そういう一般原則は無いです。
ギリシャ、ローマ時代の市民は、敗戦国戦士を奴隷として所有して
いましたが、属人的に差をもうけていたわけではないです。
その証拠に、解放された元奴隷は市民権を獲得することもできました。
ローマ法の論理的形式的枠組みは現代の欧州大陸法や日本の法に
継承されていて、現在も有効です。
奴隷所有を後世の価値観から「悪」とすることは可能ですが、
そうすると同じように女性や貧民に十全な人権を認めてこなかった
世界中ほとんどの文明は「悪」であるということになりますか?
これが、いわゆる動物権(アニマルライツ)の主張にかかわるところ
です。「人権」といっても、それは歴史的に次々に適用範囲を
広げてきた概念なのだから、もうすこし延長して動物にも権利を
認めるということは、少なくとも法の理論形式として不可能である
はずが無いというのが彼らの主張です。
形式論理としてはありうるでしょうね。
>そして「家畜の所有」を自分たちが認める以上は、「鯨と人間で差を
>もうけようとする我々」の考えも受け入れなければなりませんね。
当然です。
ただし家畜は生態系から切り離されているから、いくら生産調整しても、
あるいは特定種の畜産を廃止しても、(農地面積云々の二次的影響は
別として)生態系に直接の影響を与えないのに対し、野生生物の
捕獲、取得は生態系に直接人為的影響を与えるという違いは譲れないです。
これは鯨でもマグロでも同じことですが、ライフサイクルが長く、
かなりよく構成された社会性をもつ鯨類と、その逆のカラフトシシャモ
では、ダメージの残り方は違います。
EUの水産管理基本ポリシーだと、鯨は商業規模で捕獲すると
ダメージが大きすぎるから原住民生存捕鯨だけにとどめる。
マグロも図体に似合わずかなり脆弱だから、国際的商業規模になる
ことは避け、見かけは残酷だけれど、地中海で1000年近く続けられ
ているマッタンザのような沿岸追込み漁は認める。シシャモは脆弱
ではないけれど、回遊性があるから、減ったら関連沿岸諸国で協定
して5年とか7年とかの禁漁期間を設ける、ということで一貫
してます。別に鯨だけ特別扱いしてるわけじゃないです。
シシャモが7年間禁漁にされたら地域文化が廃れるとか、
ヒステリー起こす人はいないです。地理的、技術的理由で
経済的に困る漁師はいるでしょうが、それは個別補償で
対処すればよいことです。転職、転業支援政策も含めてね。
捕鯨推進軽薄ディベーターの中には、ナチスがアウトバーンを作って
1929年の世界大恐慌から脱出することに成功したのは偉業だ
とか、ナチスの良い面を評価しようという人たちと同じ思考パターンを
持つ人も多いのだから、レッテル貼りはもう少し注意深くやりましょう。
(アウトーバーン計画はナチスが政権をとるるずっと前からありましたけど
とりあえずこれは関係ないな。)
>ユダヤ人は人間社会の発展とは関係ないから殺しても良い。
>家畜は自然から切り離されているから殺しても良い。
ダーウィンの価値中立的進化論を人間中心主義の価値観系統樹に
改竄したイエナ大学教授エルンスト・ヘッケル自身は、ユダヤ人の
社会貢献を高く評価していて、むしろドイツ人とユダヤ人は混交
すべきだと言ってましたね。
ナチスがユダヤ人を殺しても良いと言ったのは(最終処理であって
「殺す」ではないというのが日本右翼の主張のようですが)
「人間社会の発展とは関係ないから」ですか?
そうじゃないですね。
こういうふうに、「悪者」である第三者の主張を歪曲しておいて、
さらにその主張を「論敵」のまったく別の主張に結びつけて攻撃する
というのは、テレビの論争番組でよく見かけるパターンですが、
テレビに出てギャラをもらうためにはもっとうまくやらなきゃ
だめです。
>「動物と人間では差をもうけよう」というロジックを打ち立てない限り、
>人間が家畜の所有をすることは「悪」になるはずです。
そういう一般原則は無いです。
ギリシャ、ローマ時代の市民は、敗戦国戦士を奴隷として所有して
いましたが、属人的に差をもうけていたわけではないです。
その証拠に、解放された元奴隷は市民権を獲得することもできました。
ローマ法の論理的形式的枠組みは現代の欧州大陸法や日本の法に
継承されていて、現在も有効です。
奴隷所有を後世の価値観から「悪」とすることは可能ですが、
そうすると同じように女性や貧民に十全な人権を認めてこなかった
世界中ほとんどの文明は「悪」であるということになりますか?
これが、いわゆる動物権(アニマルライツ)の主張にかかわるところ
です。「人権」といっても、それは歴史的に次々に適用範囲を
広げてきた概念なのだから、もうすこし延長して動物にも権利を
認めるということは、少なくとも法の理論形式として不可能である
はずが無いというのが彼らの主張です。
形式論理としてはありうるでしょうね。
>そして「家畜の所有」を自分たちが認める以上は、「鯨と人間で差を
>もうけようとする我々」の考えも受け入れなければなりませんね。
当然です。
ただし家畜は生態系から切り離されているから、いくら生産調整しても、
あるいは特定種の畜産を廃止しても、(農地面積云々の二次的影響は
別として)生態系に直接の影響を与えないのに対し、野生生物の
捕獲、取得は生態系に直接人為的影響を与えるという違いは譲れないです。
これは鯨でもマグロでも同じことですが、ライフサイクルが長く、
かなりよく構成された社会性をもつ鯨類と、その逆のカラフトシシャモ
では、ダメージの残り方は違います。
EUの水産管理基本ポリシーだと、鯨は商業規模で捕獲すると
ダメージが大きすぎるから原住民生存捕鯨だけにとどめる。
マグロも図体に似合わずかなり脆弱だから、国際的商業規模になる
ことは避け、見かけは残酷だけれど、地中海で1000年近く続けられ
ているマッタンザのような沿岸追込み漁は認める。シシャモは脆弱
ではないけれど、回遊性があるから、減ったら関連沿岸諸国で協定
して5年とか7年とかの禁漁期間を設ける、ということで一貫
してます。別に鯨だけ特別扱いしてるわけじゃないです。
シシャモが7年間禁漁にされたら地域文化が廃れるとか、
ヒステリー起こす人はいないです。地理的、技術的理由で
経済的に困る漁師はいるでしょうが、それは個別補償で
対処すればよいことです。転職、転業支援政策も含めてね。
これは メッセージ 47260 (t57sss862 さん)への返信です.
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