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Re: 池上彰氏のイケナイ会話

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/08/22 20:31 投稿番号: [46944 / 62227]
>>250ページに、生徒『じゃあ身は捨ててたんですか?』池上:『そう。』
>>生徒『えーもったいない〜』が、大嘘であることが書いてあります。

>戦前の、当時主流だった母船式捕鯨と陸上基地の混同。
>池上氏の戦後の母船式の話に、戦前のグリーンランドの陸上基地の話を意図的に比較しているのではないか?
>第1表がわかりにくい。成分と生産量単位、分析値が確認できるようもっとちゃんと書いたら。
>いずれにしてもMeat and entrails、Meat oilが多すぎる。

これはどうも失礼しました。

テネセン&ヨーンセン「近代捕鯨史」英訳本からスキャンして、そのままペースト
したので、投稿した時からわかりにくいだろうなとは自覚してました。

問題の表はグリーンランドではなく、英国が領有していた南極圏大西洋の
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島にあった陸上基地での計測です。

「皮脂&舌」と「肉&内蔵」、「骨」の成分を油脂、乾燥成分、水分の3つに
分類して、それぞれの比率と実重量を1頭95トンほどの鯨の例で示した
ものですね。

皮脂&舌   =   油脂/油11.0t(50%)   +   乾燥成分3.1t(14%)   +   水分7.9t(36%)
肉&内蔵   =   油脂/油3.8t(7%)   +   乾燥成分12.4t(23%)   +   水分37.8t(70%)
骨      =   油脂/油6.6t(35%)   +   乾燥成分9.5t(50%)   +   水分2.9t(15%)

肉+内蔵の部分というのは、水分が70%もありますから、「日本人は肉も内蔵も
無駄無く利用する。それに対して肉を捨てる西洋人は...」といってもねえ...
搾油ボイラーの進歩と鯨油価格の上昇に応じて、肉や内蔵の利用率が高くなってるし。

二番目の表は、実際のシロナガスクジラ1頭120トンから抽出された油の量です。

皮脂オイル___89バレル   =   15.1トン   (原材料の59.0%)
肉オイル____40バレル   =   6.8トン   (   〃   10.5%)
骨オイル____42バレル   =   7.1トン   (   〃   32.0%)
_____________________________
オイル合計___171バレル   =   29.0トン   (原材料の24.2%)

いちばん目の表で、皮脂部分の油脂成分が50%なのに、二番目の表でなんで
投入材料の56%も油が採れたのか、という当然の疑問に、本文ではちゃんと
説明をしています。

「シーズンがおわりに近づくと皮脂が増加する明瞭な傾向があり、その総重量に
対する比率と、油の総含有量が増大する」ということですね。
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