勝川「鯨類はそのときに多い魚を食べます」
投稿者: r13812 投稿日時: 2010/06/24 08:28 投稿番号: [45160 / 62227]
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どこの国の漁業者も、漁の邪魔をするので、鯨類は大嫌いです。
旬の魚を食べる鯨はけしからんという産経新聞のコラムは、へそが茶を沸かしますね。これは「正論」ではなく、「曲論」です。日本の消費者も鯨を見習って、多い魚を旬に食べましょう。
多い魚を旬に食べる鯨は、持続性に配慮した、理想的な捕食者といえるでしょう。減少した資源の稚魚を、ソナーをつかって獲りまくっている、日本の漁業者に鯨を批判する資格はありません。
マイワシのピーク時には日本は400万トン以上獲りました。でも当時は2000万トン以上魚がいたので、問題ない。現在は、15万トンに減少した資源から、5万トン漁獲しています。これは、資源に対して、インパクトが大きい。まともな漁業国なら、こんなに減る前に禁漁にします。
鯨類はそのときに多い魚を食べます。サンマは資源が豊富で200万トンは漁獲可能ですが、日本国内は需要が限られているので、出荷調整で60万トンになっています。生態系にとって重要なことは、減った魚は獲らないことです。そのときに多い魚をいくら食べても問題ないのです。
重要なポイントは、鯨が増えたら、魚が減ったという相関関係は、データからは見えないことです。魚が激減したのは、日本周辺、東シナ海、北海、グランドバンク。いずれも漁業が原因です。漁業管理をすることで、海洋生態系が回復することはデータからも明らかです。
イルカとらないと魚が減るというのは、事実に反する。イルカをとらないニュージーランドの方が、よほど魚が多い。水産資源の状態は、漁業管理をするかどうかで決まる。
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鯨はそのときに多い魚を主に食っている
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