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上映中止 続く萎縮の連鎖 (3)

投稿者: r13812 投稿日時: 2010/06/21 07:40 投稿番号: [45045 / 62227]
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  「どんな発言もすべて映画の宣伝になる。興行収入は、映画を製作した環境保護団体の金もうけにつながるだけ」。同町漁業協同組合の幹部はこう言い切った。組合員には取材に応じないようかん口令を敷いたという。三軒一高町長(62)も漁協と歩調を合わせる。「上映中止は知りませんし、確認もしていない。個人としても、町としても何もお話しすることはない」。「IWC(国際捕鯨委員会)捕鯨全面禁止絶対反対太地町連絡協議会」会長の三原勝利町議会議長(72)は「生活がかかっているんです。漁協関係者を『マフィア』呼ばわりするプロパガンダ映画を上映することも、表現の自由なのですか!」と声を震わせた。

  自分たちが生業としてきたことが、ある日突然残酷な行為と非難される−−海に生きてきた人たちにとって戸惑いや怒りは当たり前かもしれない。「映画は見ていないが、中身もウソが多いらしい。上映はしない方がいい」。15歳で漁師になった土谷拳示(つちたにけんじ)さん(78)は、アジサイの咲く自宅の庭先で草むしりしながら重い口を開いた。いまなおイルカ漁に出る。映画では船上から棒でイルカを突き刺し、海が鮮血で染まるクライマックスシーンが印象的だった。「血が出るのは牛や豚も同じなのに、なぜイルカだけがだめなんだ。今は船上で処理するから血は海に流れない。生活のために昔からやってきたのに、本当に腹が立つ」

  同じ漁師の海野注連雄(うみのしめお)さん(83)も上映反対だ。「漁協に聞かないとよく分からないが、上映はしてほしくない」と話す。

  一方、隣町の那智勝浦町から太地町内に通う自営業の清水晴美さん(67)は「娘は海が血で染まった映画の場面を見て、『イルカなんか食べない』と言っている。町民にとっては上映されたくないでしょうが、私は見た上でここがおかしいと言いたい」と話す。

  町議の漁野尚登(りょうのひさと)さん(53)は英語版を見たという。自らも映画に登場する。漁野さんは「表現の自由が、抗議や脅しで制約されるのはいかがなものか。映画の中身には反対だが、見て判断した方が健全な社会だと思う」という。

  獣医師の阪本信二さん(47)はインターネットの動画サイトで一部を見たという。イルカ飼育の経験もある。「映画は一方的な『正義』の押しつけだ」とした上で、「若者はイルカ肉を食べなくなっており、文化・伝統という感覚はなくなりつつあるのではないか。大勢が見て議論し、判断してもらいたい。見る機会が奪われると若い人たちの意見も聞けない」と話した。

  「私たちにとっては生存権の問題」という言葉を町で何度も聞いた。生きる糧を海に頼る切実さだった。ただ映画は図らずも、作り手側の一種異様さも露呈していると感じる人も多い。映画をまず見て議論したいという思いは、多くの町民には届かないだろうか。


http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100621ddm012040048000c.html


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社説:映画「ザ・コーヴ」   上映中止の連鎖を懸念
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100621k0000m070087000c.html
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