イヌイットの捕鯨/ザトウ&ナガス
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/05/07 08:58 投稿番号: [43764 / 62227]
前のコククジラ、絶滅寸前の日本近海―>オホーツク海系群じゃなく、カリフォルニア、
メキシコ側のバハカリフォルニアあたりで繁殖してる、十分に回復した系群ですね。
=========
[Inuit and Marine Mammals]
Anne M. Jensen, Glenn W. Sheehan, and Stephen A. MacLean
(つづき)
C.ザトウクジラ (Megaptera novaeangliae)
とナガスクジラ (Balaenoptera physalus)
グリーンランドイヌイットはザトウクジラを革製ボートで、
ホッキョククジラを捕るのと同じ要領で捕っていた。
ザトウクジラは泳ぐのが遅く、ホッキョククジラに使える方法は
ザトウクジラにも使えた。
グリーンランドのホッキョククジラ猟は19世紀半ばに
終わったが、ザトウクジラ猟は1980年代まで続いた。
1920年代に海氷の状態が変わり、グリーンランド
イヌイットの間で食糧不足が起った。もはや伝統的な
手法でアザラシやザトウクジラを捕ることができなくなった
のである。
デンマーク政府は1924年から1949年にかけて捕鯨船ソニヤ号
(catcher boat Sonja)をデンマーク人クルーで操業させた。
ソニヤ号はより大きくて速く泳ぐクジラも捕ることができた。
1927年にソニヤ号はナガスクジラを22頭、ザトウクジラを9頭、
シロナガスクジラ (Balaenoptera musculus)を7頭、マッコウクジラ
(Physeter macrocephalus)を2頭捕った。
肉は西グリーンランドのイヌイットに提供され、脂肪層はデンマーク
へ送られてそこで鯨油にし、売られた。
1954年にはソニヤ号に替わってもっと大きなソニヤカリグトック号
(Sonja Kaligtoq)が就航した。1954年以降は唯一の解体基地の
ためだけに捕鯨が行われ、ここで肉と皮脂が流通用に冷凍されて
グリーンランド全土で売られた。
政府捕鯨船に加えて、1948年には地元の漁師が彼らの漁船に
ハプーン砲を装備しはじめ、捕鯨を行った。ナガスクジラと
ザトウクジラが捕られて肉と皮脂が売られている市町村で
販売された。
1980年代のおわりにIWCはザトウクジラの捕鯨枠を削除した。
ナガスクジラとミンククジラのみが現在グリーンランドで
捕獲されている鯨種である。
(#http://www.iwcoffice.org/conservation/table_aboriginal.htm
西グリーンランドで2003年と2004年にザトウクジラそれぞれ1頭、2006年に
ザトウクジラとイワシクジラを1頭づつ捕ってますね。 2008 - 2012 年の
許可枠だと、ホッキョククジラも年間2頭の割当てがあります)
D.ミンククジラ
ミンククジラはグリーンランドで1948年以来捕獲されている。
....
(もう続かない)
===
いずれにしても1990年代後半に、現在国立民族学博物館にいる人やカナダの
捕鯨推進派の人たちが語らって、日本の沿岸捕鯨をイヌイットの生存捕鯨に
近いものというふうな文章表現にしてIWCに認めさせようとしてましたですね。
実際にプレゼンテイションしたのは、霞ヶ関官僚管理の捕鯨漁港人民公社
みたいな、ものすごく奇妙なものだったですが。
これが認められなかったので腹いせにというか、彼らとしては「正当な交渉術」
として2002年のIWC下関大会では、アラスカイヌイットのホッキョククジラ
生存捕鯨を全面的に否決しましたね。
水産ODAで日本側投票国に引き入れたアンティグア・バブーダやセントルシア、
セントヴィンセント・グレナディンetc.まで反米(反アラスカ)で焚き付けて。
メキシコ側のバハカリフォルニアあたりで繁殖してる、十分に回復した系群ですね。
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[Inuit and Marine Mammals]
Anne M. Jensen, Glenn W. Sheehan, and Stephen A. MacLean
(つづき)
C.ザトウクジラ (Megaptera novaeangliae)
とナガスクジラ (Balaenoptera physalus)
グリーンランドイヌイットはザトウクジラを革製ボートで、
ホッキョククジラを捕るのと同じ要領で捕っていた。
ザトウクジラは泳ぐのが遅く、ホッキョククジラに使える方法は
ザトウクジラにも使えた。
グリーンランドのホッキョククジラ猟は19世紀半ばに
終わったが、ザトウクジラ猟は1980年代まで続いた。
1920年代に海氷の状態が変わり、グリーンランド
イヌイットの間で食糧不足が起った。もはや伝統的な
手法でアザラシやザトウクジラを捕ることができなくなった
のである。
デンマーク政府は1924年から1949年にかけて捕鯨船ソニヤ号
(catcher boat Sonja)をデンマーク人クルーで操業させた。
ソニヤ号はより大きくて速く泳ぐクジラも捕ることができた。
1927年にソニヤ号はナガスクジラを22頭、ザトウクジラを9頭、
シロナガスクジラ (Balaenoptera musculus)を7頭、マッコウクジラ
(Physeter macrocephalus)を2頭捕った。
肉は西グリーンランドのイヌイットに提供され、脂肪層はデンマーク
へ送られてそこで鯨油にし、売られた。
1954年にはソニヤ号に替わってもっと大きなソニヤカリグトック号
(Sonja Kaligtoq)が就航した。1954年以降は唯一の解体基地の
ためだけに捕鯨が行われ、ここで肉と皮脂が流通用に冷凍されて
グリーンランド全土で売られた。
政府捕鯨船に加えて、1948年には地元の漁師が彼らの漁船に
ハプーン砲を装備しはじめ、捕鯨を行った。ナガスクジラと
ザトウクジラが捕られて肉と皮脂が売られている市町村で
販売された。
1980年代のおわりにIWCはザトウクジラの捕鯨枠を削除した。
ナガスクジラとミンククジラのみが現在グリーンランドで
捕獲されている鯨種である。
(#http://www.iwcoffice.org/conservation/table_aboriginal.htm
西グリーンランドで2003年と2004年にザトウクジラそれぞれ1頭、2006年に
ザトウクジラとイワシクジラを1頭づつ捕ってますね。 2008 - 2012 年の
許可枠だと、ホッキョククジラも年間2頭の割当てがあります)
D.ミンククジラ
ミンククジラはグリーンランドで1948年以来捕獲されている。
....
(もう続かない)
===
いずれにしても1990年代後半に、現在国立民族学博物館にいる人やカナダの
捕鯨推進派の人たちが語らって、日本の沿岸捕鯨をイヌイットの生存捕鯨に
近いものというふうな文章表現にしてIWCに認めさせようとしてましたですね。
実際にプレゼンテイションしたのは、霞ヶ関官僚管理の捕鯨漁港人民公社
みたいな、ものすごく奇妙なものだったですが。
これが認められなかったので腹いせにというか、彼らとしては「正当な交渉術」
として2002年のIWC下関大会では、アラスカイヌイットのホッキョククジラ
生存捕鯨を全面的に否決しましたね。
水産ODAで日本側投票国に引き入れたアンティグア・バブーダやセントルシア、
セントヴィンセント・グレナディンetc.まで反米(反アラスカ)で焚き付けて。
これは メッセージ 43762 (aplzsia さん)への返信です.
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