「二の轍」は日本の伝統w
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/04/10 20:18 投稿番号: [43382 / 62227]
「その昔国際捕鯨委員会に<捕鯨の一時禁止>案が提出されたときも、はじめは多数で
否決されたが、次の年に西洋列強の強烈な巻き返しにあって、あっけなく捕鯨は禁止
されてしまった。マグロで二の轍をふまなければいいが。」(by山際)
結局「二の轍」を踏んで、一般の日本国民は「西洋列強」に対する憤懣を
溜め込むことになるのでしょうね。
三菱商事あたりは、そんなことになっては永い目で見てよくないと
わかってるから、穏便に収めようとしたのだけれどねえ。
ブッシュ・小泉時代のネオコンイデオロギーで熱くなってしまった霞が関と
その周辺の方々が、先の展望考えないで暴走しちゃったのでしょう。
さすがにあれはやりすぎだったと考えてる当事者も多いのでしょうね。
山際さんはもう予防線はって「日本の力ではないだけに」と、中国に
責任転嫁してますね。
そりゃ中国だってフカヒレと虎の問題かかえてるし、リビアとは非常に
親密だしね、ストーリー作ろうと思えばいくらでも作れます(中国政府は
アフリカ中部諸国に中国農民を派遣してコメ作りをし、リビアの食料確保政策
の一環に組み込んでますね。これは1960年代にリビア南部の砂漠周辺で
人民中国が米作りに成功し、台湾中国もこれに対抗して親西側系アフリカ
諸国に米作り農民を送り込んだという、昔からの関係です)。
この山際さんをはじめ、捕鯨派議員たちの欠点は、「西洋列強の強烈な
巻き返し」というふうに、物事を政治的力関係だけで見てしまうところ
ですね。
背景にちゃんと資源管理論や海洋生態系、資源環境政策、国際法に
関する着実な理解の進展があり、そういう成果が科学・学術雑誌の論文
からマスコミ報道、TVのドキュメンタリー番組を通じて次第に「西洋列強」
世論に浸透してゆくという経緯があるのだけれど、そういうことをすっぽり
無視してますね。
大西洋クロマグロに関するモナコ提案=>ICCAT調査統計小委員会での
討議=>国連FAO水産局専門家諮問パネルでの附属書II記載への
全会一致結論(モナコ代表はなんとジャスティン・クック!個別種資源
管理の論争でこの人に勝てる人はまずいない)=>CITESでの大破局、
の経緯については、もう少し資料を整理してから改めて書きます。
あらかじめ言っておくと、議論の焦点は「絶滅するかしないか」じゃないし、
「マグロがかわいそうかどうか」でもなく、はたまた「魚類の海中二酸化炭素
固体化、沈殿化効果」でもなくて、大西洋クロマグロ東系群が中生産性種か
低生産性種か、環境変動に対する脆弱性が高いか低いかです。
西系群が低生産性種であることについてはFAOで見解の一致を見ています。
「西洋列強の強烈な巻き返しにあって、あっけなく捕鯨は禁止されてしまった」
というところ、いろいろ陰謀論が渦巻いてる部分ですが、以前紹介した
国際公法百科事典の「捕鯨」の項目では、全然政治的な手練手管なんか
じゃなく、ごく普通の経緯でそうなっているんだと説明してますね。
(つづく)
否決されたが、次の年に西洋列強の強烈な巻き返しにあって、あっけなく捕鯨は禁止
されてしまった。マグロで二の轍をふまなければいいが。」(by山際)
結局「二の轍」を踏んで、一般の日本国民は「西洋列強」に対する憤懣を
溜め込むことになるのでしょうね。
三菱商事あたりは、そんなことになっては永い目で見てよくないと
わかってるから、穏便に収めようとしたのだけれどねえ。
ブッシュ・小泉時代のネオコンイデオロギーで熱くなってしまった霞が関と
その周辺の方々が、先の展望考えないで暴走しちゃったのでしょう。
さすがにあれはやりすぎだったと考えてる当事者も多いのでしょうね。
山際さんはもう予防線はって「日本の力ではないだけに」と、中国に
責任転嫁してますね。
そりゃ中国だってフカヒレと虎の問題かかえてるし、リビアとは非常に
親密だしね、ストーリー作ろうと思えばいくらでも作れます(中国政府は
アフリカ中部諸国に中国農民を派遣してコメ作りをし、リビアの食料確保政策
の一環に組み込んでますね。これは1960年代にリビア南部の砂漠周辺で
人民中国が米作りに成功し、台湾中国もこれに対抗して親西側系アフリカ
諸国に米作り農民を送り込んだという、昔からの関係です)。
この山際さんをはじめ、捕鯨派議員たちの欠点は、「西洋列強の強烈な
巻き返し」というふうに、物事を政治的力関係だけで見てしまうところ
ですね。
背景にちゃんと資源管理論や海洋生態系、資源環境政策、国際法に
関する着実な理解の進展があり、そういう成果が科学・学術雑誌の論文
からマスコミ報道、TVのドキュメンタリー番組を通じて次第に「西洋列強」
世論に浸透してゆくという経緯があるのだけれど、そういうことをすっぽり
無視してますね。
大西洋クロマグロに関するモナコ提案=>ICCAT調査統計小委員会での
討議=>国連FAO水産局専門家諮問パネルでの附属書II記載への
全会一致結論(モナコ代表はなんとジャスティン・クック!個別種資源
管理の論争でこの人に勝てる人はまずいない)=>CITESでの大破局、
の経緯については、もう少し資料を整理してから改めて書きます。
あらかじめ言っておくと、議論の焦点は「絶滅するかしないか」じゃないし、
「マグロがかわいそうかどうか」でもなく、はたまた「魚類の海中二酸化炭素
固体化、沈殿化効果」でもなくて、大西洋クロマグロ東系群が中生産性種か
低生産性種か、環境変動に対する脆弱性が高いか低いかです。
西系群が低生産性種であることについてはFAOで見解の一致を見ています。
「西洋列強の強烈な巻き返しにあって、あっけなく捕鯨は禁止されてしまった」
というところ、いろいろ陰謀論が渦巻いてる部分ですが、以前紹介した
国際公法百科事典の「捕鯨」の項目では、全然政治的な手練手管なんか
じゃなく、ごく普通の経緯でそうなっているんだと説明してますね。
(つづく)
これは メッセージ 43374 (r13812 さん)への返信です.
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