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Re: 大隅清治博士1979年論文・資源表

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/04/08 23:39 投稿番号: [43357 / 62227]
>若い頃は真っ当な仕事をしていたのに、有る時期からクジラ愛護の御用学者
>に成り下がった研究者

なんか、日本政府周辺の公益団体で働いていた、ある程度のアカデミックな
素養のある人がこんな言い方してたのを見たことがありますね。

どこまでホルトの過去と最近の理論的な論文を読んで言ってるのかわかりませんが。

まあ、水産庁や外務省の農林水産部門が、周辺の人脈で外国の「要注意人物」
の調査を依頼したりすると、依頼された側は発注者の意向に沿うような
報告を出すというのが相場だろうね。

それでだ、1979年の我が大隅清治博士大先生が頼りにしてたのは、1950年代
後半のホルトの仕事なのだけれど、1979年の段階だと、もうホルトは20年前の
自分の仕事、MSY(最大持続可能生産高)理論を中心とした水産管理論の限界
を十分に自覚している。

それを世界中のアカデミックな人々に示したのがサイエンス誌1979年7月20日号の有名な論文だね。

ホルトの単独論文じゃなく、現在サイエンス誌の上級編集委員をやってる
生物学者のロバート・メイ、IWC科学委員会にもよく出席してたジョン・
ベディントン、数理生物経済学のコリンWクラーク、そもそもオキアミが
南極海大規模捕鯨のせいで「余剰」になったはずだ、ということをはじめて、
1976年の英国王立アカデミーのシンポジウムで言い出した南極学者の
リチャード・ロウズとの共著論文だ。

現在の、ダニエル・ポーリー、ヴィリー・クリステンセンがやってるエコパス
withエコシム・モデルの発展を促すような論文だ。

これを読んでですねえ、「クジラ愛護の御用学者に成り下がった研究者」なんて
ことが言えるかどうか、よーく考えてみよう。

水産庁、外務省ODA利権派とその周辺というのは、もう目先の利害だけで
世界の敵味方関係をしっかりと構築してしまっているんだね。

何も知らない国民はカワイソウだ。
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