Re: 赤松広隆農林水産大臣記者会見(2)
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/02/24 07:58 投稿番号: [42413 / 62227]
>記者
>IWCの件で一点だけ。IWCの本部の作業部会支援グループが、今後10年間調査捕鯨を
>停止して、その間にIWCの管理下で、沿岸捕鯨や何かを認めるという妥協案を作った
>ということなのですけれども、大臣のご所感をお願いします。
>大臣
>だから、それは、さっき申し上げたように、日本は、日本の主張が、いかに取り入れられるかと、
>ただ、さっき言っていたように、とにかく4分の3取らないと何も変わらないわけですから、
>それは、ある程度、各国が譲るべきところは譲り、柔軟に対応するところは柔軟に対応する、
>しかし、そこで、いかに、これは一つの国益とか、そういうことも関わってくるわけですから、
>日本の主張なり、国益を、いかに、そういう中で貫くことができるかということだと思います。
>記者
>検討には値する案だという評価でしょうか。
>大臣
>まあ、いろいろな、それは考え方があるから、あんまり、それは手の内を言わない方がいいと思います。
これは変な記者会見ですね。
明らかに前日(22日)の英国時間午後3時5分インターネット発表の
ドラフト案を読まないで答えてます。
記者の方は「IWCの管理下で」という言い方で、おそらく薄々と新しい案の
斬新さに気がついているのかもしれません。
一言でいうと「国際法治主義」ですね。
MP国際公法百科事典のブレイクの言い方を借りると、「法の穴をくぐるような」
形で長年強靭に続いているノルウェー、アイスランド、日本の捕鯨や、IWC枠外の
カナダの原住民捕鯨、もしかするとインドネシアのマッコウクジラ漁にまで、
国際法的な筋を通そうという意図がかなり強く見えるのが、新しい議長案
の特徴です。
http://www.iwcoffice.org/_documents/commission/future/IWC-M10-SWG4.pdf似たような妥協案でありながら、もっぱら駆け引きや取引を問題解決の
手法と考えるブッシュ前大統領任命の前議長、ビル・ホガースの時代
とは違うんだけれどね。
たぶんこういうことに、レクチャーした水産官僚が気がついていないか、
あるいはそんなことは無視したいから、赤松農水相の発言に、「手の内を
言わない方がいい」みたいな、寝技、腹芸政治用語が頻繁に出て
きちゃうんだね。
長年IWC側からの招待科学委員として会議に出席している粕谷さんや、
舟橋さんみたいな、非水産庁系の人たち(粕谷さんは元水産官僚だけど)
の意見を赤松さんは聴くべきだと思う。
そのほうがポッポ的だよw
これは メッセージ 42404 (r13812 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1834578/a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa_1/42413.html