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鯨類ストックの非致死調:費用比較

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/02/21 22:44 投稿番号: [42341 / 62227]
>この様な調査方法が南極海の日本側が行う調査海域において、
>ミンククジラを対象に効率、費用対効果で捕獲調査と比較して
>優位性があるのでしょうか?

結論的に言うと、天下り手当含みの水ぶくれ予算を削れば、
うんと安く効果的にできる、ということです。

3日ほど前にロンドンのIWC事務局が発表したプレスリリースで
こういうのがあります。

http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SOWER/SOWERFeb10.pdf

今シーズン、日本政府が傭船してIWCの主催する南極海鯨類目視
調査のために活動していた海幸丸が2ヶ月間の調査をおえ、インドネシア
の排他的経済水域へ入るという知らせですね。

海幸丸が、去年までは日本の調査捕鯨団の一員として、たびたび
環境保護団体と衝突しているし、外国港湾に寄港する免許を
持っていないため、インドネシアの港には直接入港しないのでしょう。

バリ島の沖合に停泊して、研究用機材と、たぶん今でもハワイに
お住まいの関口さんを団長とする国際科学者チームだけタグボート
でベノアに上陸するのだと思います。

このIWC調査では糞の採集はやっていないですが、バイオプシー(体組織)
サンプル採取や個体同定のための写真撮影などはやっていて、
基本的にオーストラリアの「自然遺産信託機構」がやっている
非致死調査と同じような活動内容です。

糞の採集ができないほどめちゃくちゃに海が荒れているということでは
ないですね。ヒゲクジラ類は南極海ではほとんどみんなオキアミを
食べているというのはよく知られているので、プライオリティーが低い
のでしょう。

それでこの航海の費用ですが、水産庁から傭船委託、IWC派遣の手配
ということで日本鯨類研究所へ予算が出ているはずなので、新政府の
方々に是非確認していただきたいと思います。

ちなみに、この種の日本からの派遣調査船をIWCで費用を出して
雇うとしたらいくらかかるかという話が2005年の東京でのSOWER
計画会議で出ています。

以前ここでも紹介した
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SOWER/SOWERPlanMtgSep05.pdf
このレポートの16頁です。
Although detailed figures were not available it was thought
that the current cost of sending one vessel to the Antarctic
from Japan and operating for some two months in those waters
is of the order $US3,000,000 (about £1,700,000).
This is clearly way in excess of the ‘traditional’ IWC research budget.

2ヶ月の調査航海(インドネシアまでの行程を含む)+日本との往復
+整備、日程調整で計3ヶ月の拘束として全部で3億3000万円から
3億4000万円というのが上の英文から推定できます。
これは森下丈二氏が日本政府を代表して発言している会議だから、
かなり確かな数字でしょう。

ところがこの種の海洋調査船の運用コストの国際標準は1日
10,000ドルです(Encyclopedia of Marine Mammals
2nd Ed.Ed.by   W.Perrinほか、出版月: NOV-2008
サーヴェイの項目1129頁)

90日として90万ドル、現在の相場で8280万円、2005年9月でも
3ヶ月の傭船で1億円にはならない、というのが国際相場です。

この1日1万ドルという数値の基礎になってるのは米国海洋大気圏局
(NOAA)の海洋調査船です。
http://oceanexplorer.noaa.gov/technology/vessels/vessels.html
船の全長は70-ft(21.3m)から274-ft(83.5m)とかなり幅が
ありますが、勇新丸や海幸丸はこの枠内に入ってます。

全長129.58メートルの日新丸は大きすぎますね。
鯨の写真や細胞や糞を採るのに、あんな大きな船は必要ないです。

ついでに、オーストラリアの「自然遺産新滝機構(仮訳)」がこれまでに
支出した鯨類関係の費用はというと、
Since its inception in 1996, Australia’s Natural Heritage
Trust has invested over $2.7 million in research
and other activities to promote whale conservation.
です。

豪ドル平均80円とすると、10数年間で2億1600万円ですね。
日本の1年間の調査捕鯨補助金の半分以下ですw
http://www.aad.gov.au/MediaLibrary/asset/MediaItems/ml_380766888194444_whaleresearch.pdf
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