Re: エリノア・オストロム
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/10/21 23:46 投稿番号: [38890 / 62227]
>だいたいIWCの全面禁漁なんか、マグロに当て嵌めりゃ、
>クロマグロが減ってるからキハダ含めて全部禁止といってるようなもんだ。
「資源量の激減したクジラ類は捕らないけれど、資源量の十分ある
クジラ類は獲ってもいい」理論ね。
<IWCの全面禁漁>の一番の核心は、単にほとんどの鯨種で
量が減ったというのじゃなく、減らせたメカニズムを人間が
国際協定で制御できたなかったじゃないか、という問題だよ。
「囚人のジレンマ」問題ね。
更にそのあと、日本じゃあ乱獲、違法捕鯨の擁護に走っていた
水産官僚たちが天下り、渡りをくりかえしてるじゃないか、
というゲーム理論的な複雑化が見られた。こういう状況じゃあ、
システムとしての鯨類枯渇化が抑止できてないと考えるのが
普通だろうね。
クロマグロとキハダの例について言うと この両種じゃあ値段が
全然違うからね、違法操業の誘惑度が違う。
それに対してミンククジラのキロ単価はもっと大きなクジラの
キロ単価とあまり変わらないどころか、むしろ法外に高くなっている。
地中海、大西洋で違法な飛行機によるクロマグロ群探知をやろう
と考えるヤクザ、マフィア系漁船団はいるけど、キハダ探す
ために飛行機出そうというヤクザはいないな。クジラで、日本に
輸出可能ならヤクザはやるでしょう。
>ことほど左様にデタラメ、資源管理じゃなくてただ捕鯨させたくないの反捕鯨でしかない。
>そんなことは反捕鯨国自身がそこここで意思表明して明らかにしている。
政府レベルだとオーストラリア、NZ、民間レベルだと無数の団体が、
「クジラは素晴らしい野生動物だから」という審美的(エズセティック)
な理由で捕鯨禁止の正当性を説明したことが過去にあったね。
だけど、商業捕鯨モラトリアム賛成論の全部が全部そういうもん
じゃないというのも事実だ。
IWC科学委員会やEU水産官僚たちは基本的にC.W.クラークや
オストロムの理論で、商業捕鯨の統治、制御は限りなく無理に
近いという蓋然性領域を含んだ政策科学上の知見に依拠してます。
山形県のハタハタ禁漁で、洞察力に優れたリーダー達が、かなり
不確実ながらも理論的見通しで禁漁を推奨したのに対して、
お年寄りたちが「うん、このままやってたんじゃあ龍神様の
祟りがある」と言って賛成し、合意が形成されたとしても
一向に差し支えないんだよ。民主主義というのはそういうものだ。
>それを全面禁漁は持続的資源利用のためです、なんて糊塗しようとする事は馬鹿げてる(笑)
全面禁漁は水産資源政策論的には合理的だけれど、政策構造の
ゲーム理論なんてものを理解しない人々が「大自然への畏怖」
や「クジラかわいそー」でモラトリアムに合流してもかまわない。
これを一部ポピュリズム政治の取り入れと言って間違いではないけど、
一般の人々の審美性や「科学的」とは呼べないような態度が、機械
論的合理主義の自然破壊を抑制するというのはよくあることでね。
別に悪い事じゃない。
近頃の鯨研や水産庁系組織の発言や「研究成果」見てると、
「科学性」が極端に劣化してるからね。神社のお札のほうが
まともかもしれない。
>>今年のノーベル経済学賞、オストロムの自然資源管理の話だ。
>一人で話題になってると思ってるだけだろ(笑)。
>俺がしょうがないからきみのデタラメ解釈の訂正に付き合ってるだけで、
>他は誰も相手しとらんだろが。
ありがとねー。うれしくて涙が出るよ。
しかし、赤松さんがオストロム読んでたかどうか知らないけど、
山林事業で雇用を拡大しようと提案した林野庁/全林野あたりの
人だったら、日本の山村の資源管理能力は世界的に有名だっての
当然知ってたでしょうね。
>クロマグロが減ってるからキハダ含めて全部禁止といってるようなもんだ。
「資源量の激減したクジラ類は捕らないけれど、資源量の十分ある
クジラ類は獲ってもいい」理論ね。
<IWCの全面禁漁>の一番の核心は、単にほとんどの鯨種で
量が減ったというのじゃなく、減らせたメカニズムを人間が
国際協定で制御できたなかったじゃないか、という問題だよ。
「囚人のジレンマ」問題ね。
更にそのあと、日本じゃあ乱獲、違法捕鯨の擁護に走っていた
水産官僚たちが天下り、渡りをくりかえしてるじゃないか、
というゲーム理論的な複雑化が見られた。こういう状況じゃあ、
システムとしての鯨類枯渇化が抑止できてないと考えるのが
普通だろうね。
クロマグロとキハダの例について言うと この両種じゃあ値段が
全然違うからね、違法操業の誘惑度が違う。
それに対してミンククジラのキロ単価はもっと大きなクジラの
キロ単価とあまり変わらないどころか、むしろ法外に高くなっている。
地中海、大西洋で違法な飛行機によるクロマグロ群探知をやろう
と考えるヤクザ、マフィア系漁船団はいるけど、キハダ探す
ために飛行機出そうというヤクザはいないな。クジラで、日本に
輸出可能ならヤクザはやるでしょう。
>ことほど左様にデタラメ、資源管理じゃなくてただ捕鯨させたくないの反捕鯨でしかない。
>そんなことは反捕鯨国自身がそこここで意思表明して明らかにしている。
政府レベルだとオーストラリア、NZ、民間レベルだと無数の団体が、
「クジラは素晴らしい野生動物だから」という審美的(エズセティック)
な理由で捕鯨禁止の正当性を説明したことが過去にあったね。
だけど、商業捕鯨モラトリアム賛成論の全部が全部そういうもん
じゃないというのも事実だ。
IWC科学委員会やEU水産官僚たちは基本的にC.W.クラークや
オストロムの理論で、商業捕鯨の統治、制御は限りなく無理に
近いという蓋然性領域を含んだ政策科学上の知見に依拠してます。
山形県のハタハタ禁漁で、洞察力に優れたリーダー達が、かなり
不確実ながらも理論的見通しで禁漁を推奨したのに対して、
お年寄りたちが「うん、このままやってたんじゃあ龍神様の
祟りがある」と言って賛成し、合意が形成されたとしても
一向に差し支えないんだよ。民主主義というのはそういうものだ。
>それを全面禁漁は持続的資源利用のためです、なんて糊塗しようとする事は馬鹿げてる(笑)
全面禁漁は水産資源政策論的には合理的だけれど、政策構造の
ゲーム理論なんてものを理解しない人々が「大自然への畏怖」
や「クジラかわいそー」でモラトリアムに合流してもかまわない。
これを一部ポピュリズム政治の取り入れと言って間違いではないけど、
一般の人々の審美性や「科学的」とは呼べないような態度が、機械
論的合理主義の自然破壊を抑制するというのはよくあることでね。
別に悪い事じゃない。
近頃の鯨研や水産庁系組織の発言や「研究成果」見てると、
「科学性」が極端に劣化してるからね。神社のお札のほうが
まともかもしれない。
>>今年のノーベル経済学賞、オストロムの自然資源管理の話だ。
>一人で話題になってると思ってるだけだろ(笑)。
>俺がしょうがないからきみのデタラメ解釈の訂正に付き合ってるだけで、
>他は誰も相手しとらんだろが。
ありがとねー。うれしくて涙が出るよ。
しかし、赤松さんがオストロム読んでたかどうか知らないけど、
山林事業で雇用を拡大しようと提案した林野庁/全林野あたりの
人だったら、日本の山村の資源管理能力は世界的に有名だっての
当然知ってたでしょうね。
これは メッセージ 38878 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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